高知県安芸市にある「安芸城跡(あきじょうあと)」へ行ってきました。
安芸城跡は戦国時代に土佐東部を支配した豪族・安芸氏の居城であり、戦国武将「安芸国虎(あきくにとら)」ゆかりの城として知られています。
現在は天守や櫓などの建物は残っていませんが、堀や石垣、虎口などの遺構が残されており、往時の姿を想像しながら散策を楽しめます。
また周辺には武家屋敷が並ぶ土居廓中や野良時計など安芸市を代表する観光スポットもあり、歴史好きだけでなく散策好きにもおすすめです。
今回は実際に安芸城跡を訪れた様子とともに、歴史や見どころ、アクセス情報まで詳しく紹介します。
- 圧巻の桝形虎口(ますがたこぐち): 戦国時代の防御の知恵が詰まった迫力ある石垣。
- 城下町の風情: 周辺の「土居廓中(どいかちゅう)」は、今も武家屋敷が残る全国的にも貴重なエリア。
- 四季折々の美しさ: お堀のハスや桜など、散策しながら癒やされる景観。
安芸城跡とは?中世から続く歴史と魅力

昔行った事あるような~と思いながら行ってみると来た事なかったですね安芸城跡!
お城の跡なのでお城はもちろんありませんが、面影はしっかりあります。
まずは、お堀があり城内に続く造りが今でも面影があります。
安芸城跡は高知県安芸市土居にある中世山城跡です。
鎌倉時代末期の1308年頃に安芸親氏によって築かれたと伝えられています。
戦国時代には土佐七雄の一角として勢力を誇った安芸氏の本拠地となり、東土佐を代表する城として発展しました。
当時の当主であった安芸国虎は土佐屈指の実力者として知られていましたが、土佐統一を目指す長宗我部元親との戦いに敗れ、1569年に安芸城は落城します。
その後は長宗我部氏の支配下となり、さらに関ヶ原の戦い後には山内氏の家臣である五藤氏が入城しました。
現在は国史跡に指定されるとともに、続日本100名城にも選定されています。
安芸城 駐車場・アクセスなど詳細情報
| 項目 | 内容 |
| 施設名 | 安芸城跡(あきじょうせき) |
| 場所 | 高知県安芸市土居953 ▶ Googleマップで場所を確認 |
| 営業時間 | 24時間営業 |
| 滞在時間の目安 | ・サクッと標準観光(城跡・武家屋敷通り散策): 約45分〜1時間 ・じっくり満喫観光(資料館・美術館・詰の城ハイキング込み): 約1時間30分〜2時間 |
| 定休日 | なし |
| 主な城主 | 安芸氏、長宗我部氏、五藤氏 |
| 駐車場 | あり(安芸市立歴史民俗資料館の駐車場を利用可能) |
| お問い合わせ | 0887-35-1020(安芸市立歴史民俗資料館) |
安芸城 アクセス
【車(マイカー・レンタカー)でのアクセス】
- 高知市内(高知駅)から: 国道55号線(東部自動車道・南国安芸道路を活用)を経由して約50分。
- 高知龍馬空港から: 南国安芸道路を経由して約35分。
- ※ナビを設定する際は「安芸市立歴史民俗資料館(0887-35-1020)」を入力すると、無料駐車場までスムーズに案内されます。
【公共交通機関(電車・バス)でのアクセス】
- 土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線「安芸駅」下車。
- 安芸駅から安芸城跡までは、徒歩で約20分(約1.5km)。
- ※安芸駅には「レンタサイクル(自転車)」が用意されているため、自転車を借りて周辺の「野良時計」や「岩崎弥太郎生家」と一緒にサイクリングで巡るのもおすすめです。
実際に安芸城跡を歩いてみた
| スポット名 | 楽しみ方のポイント | 備考 |
| 安芸城 詰の段(頂上) | 15分ほどの軽い登山で、太平洋まで見渡せる絶景が楽しめます。戦国時代の土塁や堀切も観察できます。 | 動きやすい靴がおすすめ |
| 安芸市立歴史民俗資料館 | 安芸氏の滅亡から五藤氏の時代まで、ドラマチックな歴史が学べます。岩崎彌太郎ファンも必見です。 | 安芸城の御城印もここで販売 |
| 土居廓中の生垣と石垣 | 独特の「玉石垣」と「竹の生垣」が続く道は、絶好のフォトスポットです。 | 映画のロケ地のような雰囲気 |
| 野村家住宅(武家屋敷) | 幕末の武士の暮らしを肌で感じられます。庭園を眺めながら静かな時間を過ごせます。 | 囲炉裏(いろり)などが見学可能 |
| 安芸市立書道美術館 | お城の敷地内にある珍しい美術館。「書のまち」安芸の文化レベルの高さがわかります。 | 建物自体もモダンで素敵 |
現在の安芸城跡は、歴史公園として整備されており、以下のようなスポットが人気です。
- 五藤家家臣団の武家屋敷: 周辺には「土居廓中(どいかちゅう)」と呼ばれる武家屋敷群が残り、当時の雰囲気を色濃く留めています。
- 野良時計: 城跡からほど近い場所にあり、安芸市のシンボルとして親しまれています。
- 安芸市立歴史民俗資料館: 城内にあり、安芸氏や山内氏、そして安芸市出身の三菱財閥創始者・岩崎弥太郎に関する資料が展示されています。
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安芸城跡の外堀
安芸城跡に到着すると、まず目に飛び込んでくるのが大きな堀です。
戦国時代の城らしい防御施設が今も残っており、城好きにはたまらない光景です。
派手な天守があるわけではありません。
しかし、だからこそ本物の歴史を感じられる場所だと思いました。
観光客も比較的少なく、静かな雰囲気の中でゆっくり散策できます。
歴史公園として整備されているため歩きやすく、家族連れでも訪れやすい印象でした。
鉄壁の守りを誇る「桝形虎口」の石垣

城内へ進むと虎口と呼ばれる出入口跡を見ることができます。
敵の侵入を防ぐために工夫された構造で、戦国時代の築城技術を感じられるポイントです。
石垣も一部残されており、安芸城が重要な拠点だったことが伝わってきます。
お堀を通り城内に入るとここにもお城跡の面影が。それは、石垣です。
石垣・・・大好きです私
石垣見るとちょっとテンション上がります!
石垣は当時物か?再建か?それは良いとして石垣最高です!
城内に入ると大きな広場もあり昔のお城の面影を感じる事が出来ますし雰囲気良いです。
安芸城跡周辺は国の伝統的建造物群保存地区にもしてされていて、町並みも綺麗ですよ。
城内には貴重な武家屋敷が今でも綺麗な状態で保存され見る事が出来ます。
詰の城へのハイキングで安芸市街を一望

【安芸市立歴史民俗資料館】や【安芸市立書道美術館】を通り進んで行くと、安芸城跡への入り口です。
安芸城は安芸氏の居城として知られています。

安芸城跡に登ってみます!
早速ですが・・・急ない階段がお目見え!これがまた、急ですね~w

階段は急ですがそれほど段数もないのでそこまでキツくないですが雨上がりや足元が悪い時はやめておきましょう。
私が行った時は落ち葉で足元が滑って登りは良いですが下りは注意しましょう。
登り始めてすぐに「虎口」昔お城があった所に行けます。

「虎口」に登ると~割と広い場所に出ます。

ここに昔はお城があったんです。
木々は昔のままかわかりませんが、面影はありますね♪
場所によっては昔の石垣かな~?という石もあります。

木を伐採するとそれなりの広さがある安芸城跡。
そして、眺めも良いですね。
お城と言えばやっぱり眺めですが安芸城跡からは、下の住宅地や海まで見渡せまましたよ♪
安芸国虎と長宗我部元親の戦い
安芸城跡を訪れるなら、安芸国虎の存在は欠かせません。
安芸国虎は戦国時代の土佐を代表する武将であり、長宗我部元親最大のライバルともいわれています。
1569年、長宗我部元親は安芸城を攻略。
激しい戦いの末に安芸氏は滅亡し、土佐統一への大きな一歩となりました。
もし安芸国虎が勝利していたなら、土佐の歴史は大きく変わっていたかもしれません。
そんな歴史ロマンを感じながら歩くと、安芸城跡の魅力はさらに深まります。
土佐の雄・安芸氏から山内家による支配へ
【安芸氏の統治時代(鎌倉時代〜戦国時代)】
安芸城は延慶元年(1308年)頃に安芸親氏によって築かれたと伝わっておりに、この地の有力豪族であった安芸氏によって築かれたと伝えられています。
- 土佐七雄の一角: 安芸氏は「土佐七雄(とさしちゆう)」と呼ばれた有力家臣の一つで、東土佐で大きな勢力を誇りました。
- 構造: 城は平山城(ひらやまじろ)で、周囲に堀を巡らせた堅牢な造りでした。現在も残る「溝延(みぞのべ)」などの地名は、当時の堀の名残です。
戦国時代末期、土佐統一を目指す長宗我部元親と、当時の当主・安芸国虎(あき くにとら)が激突します。
長宗我部元親との激闘(安芸城の合戦)
- 1569年の落城: 元親の大軍に包囲された国虎は、籠城して抵抗しましたが、家臣の裏切りや食糧不足により追い詰められました。
- 国虎の自刃: 領民や家臣の命を救うことを条件に、国虎は浄貞寺で自刃し、安芸氏は滅亡。これによって安芸城は長宗我部氏の支配下に入りました。
山内氏の入国と「安芸土居」
関ヶ原の戦いの後、山内一豊が土佐藩主となると、重臣の**五藤為重(ごとう ためしげ)**が安芸周辺の統治を任されました。
- 一国一城令: 江戸幕府の「一国一城令」により、本来なら城は取り壊されるはずでしたが、安芸城は「安芸土居(あきどい)」として存続が認められました。
- 陣屋としての発展: 要塞としての城というよりは、行政を行う「陣屋」としての性格が強まり、現在見られる美しい石垣や土塀の景観はこの時期に整えられたものです。
今も残る武家屋敷
安芸城跡を訪れたら、ぜひ周辺の土居廓中も散策してみてください。
土居廓中は江戸時代の武家屋敷が残る歴史地区です。
白壁や生垣が続く風景は非常に風情があり、まるでタイムスリップしたような気分を味わえます。
城跡だけでなく町並みそのものが見どころとなっています。
五藤家安芸屋敷

建物は多少の修復を行いながらでも当時の造りをそのままに残し昔の建築物の素晴らしさを見る事が出来ます。
コチラの武家屋敷は平成20年に安芸市に寄付されたそうです。

それまでは実際にお住まいになり使われていたと言う事で昔の建物って雨風に強い!!w
梁なんてこのな木どこから取ってきたの!?ってくらいデカい木でしたよ!!
安芸市は高知県東部に位置し、台風などでは風も雨も強烈にスゴい地域ですがこの造りでお住まいもされていたとなると相当頑丈な造り人っている事が伺えます。
こんな人におすすめ
- 「続日本100名城」巡りや、戦国・幕末の歴史が好きな人
- 城下町や武家屋敷、古いレトロな町並みを散策するのが好きな人
- 高知東部(室戸方面)へのドライブコースで、立ち寄りスポットを探している人
- 人混みを避けて、静かで風情のある絶景フォトスポットを巡りたい人
- 三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎のルーツや、高知の文化に触れたい人
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Q&A よくある質問
Q1:安芸城跡の入場料や見学料はかかりますか?
A1:安芸城跡の敷地(歴史公園)や武家屋敷通りの散策は無料です。ただし、敷地内にある「安芸市立歴史民俗資料館」や「安芸市立書道美術館」に入館する場合は、別途入館料が必要となります。
Q2:続日本100名城のスタンプや御城印はどこでもらえますか?
A2:安芸城跡の敷地内にある「安芸市立歴史民俗資料館」の受付にて、100名城スタンプの設置および御城印の販売を行っています。(※資料館の休館日にご注意ください)
Q3:詰の城(頂上)まで登るのに、どれくらい時間がかかりますか?服装は?
A3:登り口から頂上(詰の段)までは片道15分ほどです。距離は短いですが、傾斜が急な階段や、落ち葉・雨上がりで滑りやすい土の道があるため、サンダルやヒールは避け、歩きやすいスニーカーでの着用をおすすめします。
Q4:無料の駐車場はありますか?
A4:はい、ございます。城跡内にある「安芸市立歴史民俗資料館」の専用駐車場(無料)を利用することができます。普通車が十分に停められるスペースがあるため、車でのドライブ観光でも安心です。
Q5:周辺にランチや休憩ができるスポットはありますか?
A5:安芸城跡からすぐの場所に、食事処やお土産が買える「廓中(かちゅう)ふるさと館」があります。ここでは安芸市のご当地グルメである「かき揚げちりめん丼」や特産の「ナス」を使った料理が楽しめ、観光中のランチに大人気です。
安芸城跡を訪れた感想
安芸城跡は派手な観光地ではありませんが、だからこそ戦国時代の空気を静かに感じられる魅力があります。
堀や石垣などの遺構を見ながら歩いていると、安芸国虎や長宗我部元親が生きた時代へ思いを巡らせることができます。
歴史好きはもちろん、のんびり散策したい人にもおすすめしたいスポットでした。
安芸市を訪れる際は、ぜひ土居廓中や野良時計と合わせて巡ってみてください。
きっと高知の知られざる歴史の魅力に出会えるはずです。
高知県東部へのお出かけの際にはぜひ行ってほしい場所のひとつです!
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