四国八十八ヶ所霊場の最後を飾る第88番札所「大窪寺(おおくぼじ)」は、「結願(けちがん)の寺」として全国から多くのお遍路さんが訪れる由緒ある寺院です。
長い巡礼を締めくくる特別な場所であることはもちろん、四季折々の自然に囲まれた美しい境内も魅力。
特に秋にはモミジやイチョウが色鮮やかに染まり、香川県屈指の紅葉スポットとしても人気を集めています。
この記事では、大窪寺の歴史や見どころ、ご利益、御朱印、紅葉、アクセス、駐車場まで、実際に訪れる前に知っておきたい情報をまとめました。
四国遍路の締めくくりとして参拝したい方はもちろん、紅葉や歴史ある寺院巡りを楽しみたい方もぜひ参考にしてください。
四国遍路の結願寺として知られる大窪寺は、巡礼者だけでなく観光客にも人気の名所です。境内には歴史あるお堂や美しい自然が調和し、四季を通じて違った魅力を楽しめます。
この記事では、初めて訪れる方でも安心して参拝できるよう、アクセスや駐車場から見どころまで詳しく紹介しています。
- 四国八十八ヶ所第88番札所「大窪寺」とは?
- 結願寺と呼ばれる理由
- ご利益や歴史
- 本堂・大師堂・宝杖堂などの見どころ
- 紅葉の見頃やおすすめの時期
- 御朱印情報
- 駐車場・アクセス
- 周辺のおすすめ観光スポット
四国霊場第88番札所 結願の寺「大窪寺」とは?
大窪寺(おおくぼじ)は、奈良時代の養老年間(717〜724年)に行基(ぎょうき)が草庵を結んだことに始まり、後に弘法大師(空海)が岩窟で修法を行い、本尊である薬師如来像を安置したとされる由緒ある名刹です。
四国八十八ヶ所霊場の最後の札所、つまり「結願(けちがん)の寺」。霊場を順番に巡ってきたお遍路さんたちが、長旅の相棒だった「金剛杖(こんごうづえ)」をここに奉納し、旅を締めくくる特別な場所となっています。また、古くから女性の参拝が許されていたことから「女人高野(にょにんこうや)」とも呼ばれ、お遍路の方だけでなく、広く厄除けや病気平癒を願う人々から厚い信仰を集めています。
大窪寺 基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 大窪寺(おおくぼじ) |
| 札所 | 四国八十八ヶ所霊場 第88番札所(結願寺) |
| 本尊 | 薬師如来 |
| 所在地 | 香川県さぬき市多和兼割96 ▶ Googleマップで場所を確認 |
| 拝観 | 境内自由 |
| 納経受付 | あり |
| 駐車場 | 無料駐車場あり |
| おすすめ滞在時間 | 40~90分 |
| おすすめ季節 | 春・新緑・紅葉・初詣 |
| 公式サイト | 大窪寺 公式ホームページ |
※本記事に掲載している料金・営業時間・駐車場情報などは訪問時点の内容です。最新の情報と異なる場合がありますので、お出かけの際は公式サイトや公式SNSにてご確認ください。
大窪寺 アクセスと駐車場情報
大窪寺は徳島県との県境に近い、標高約450mの山あいに位置しています。山道ですが道路はきれいに整備されているため、ドライブにぴったりです。
お車(ドライブ)でのアクセス
- 高松方面(高松自動車道)から:「志度IC」を下車後、県道141号線、県道3号線を経由して南下。多和の交差点を左折し、国道377号線を道なりに進むと約40分で到着します。
- 徳島方面(徳島自動車道)から:「脇町IC」を下車後、国道193号線を北上、途中から国道377号線に入り東へ道なりに進むと約30〜45分で到着します。
駐車場のヒント
門前のすぐ近くに無料の大型駐車場があります。紅葉シーズンなどは大変混雑するため、少し手前にある周辺駐車場も視野に入れておくとスムーズです。
公共交通機関(電車・バス)でのアクセス
高松駅から高松琴平電気鉄道(ことでん)長尾線に乗り、終点「長尾駅」で下車(約40分)。長尾駅からは、さぬき市コミュニティバス(多和・大窪寺線)に乗り換えて約30分、「大窪寺」バス停で下車すぐです。
※コミュニティバスは本数が限られているため、事前に時刻表の確認をおすすめします。
大窪寺の見どころ
四国八十八ヶ所霊場第88番札所「大窪寺」は、お遍路の結願寺として知られるだけでなく、歴史ある建造物や四季折々の自然が調和した美しいお寺です。
境内は比較的ゆったりとしており、本堂や大師堂をはじめ、結願寺ならではの見どころが点在しています。時間に余裕を持って散策すると、大窪寺の魅力をより深く感じられます。
大窪寺は四国霊場88番札所で四国のお遍路の最後のお寺になります。
現在では色々なお遍路方法がありますが、「88ヶ所の道のりを歩くと1200キロ」を歩くそうです。
そんな、88ヶ所お遍路の最後のお寺「大窪寺」ですが紅葉でも有名なお寺なんです。
仁王門

境内の入口に建つ重厚な仁王門は、大窪寺の象徴ともいえる存在です。
大きなわらじが奉納された山門は迫力があり、参拝前から結願寺ならではの厳かな雰囲気を感じられます。
紅葉の時期には門の周囲が赤や黄色に染まり、大窪寺を代表する撮影スポットとしても人気です。

まずは、仁王門ですが平成2年に建てられた立派で大きな仁王門です。
とても立派で迫力あり圧倒的な存在感があります。
病気平癒の薬師如来を祀る「本堂」

仁王門を入り階段を上がると「大師堂」があります。
大師堂に上がる階段を上がらずに階段右手に行くと「お砂踏み道場」があります。
丁度、大師堂の真下に位置し境内を進んで行くと本堂が見えてきます。
大窪寺のご本尊様は「薬師如来」になります。
まずは、本堂で参拝をするのが私のルールです!
本堂には、ご本尊である薬師如来が祀られています。
病気平癒や健康長寿、無病息災を願って多くの参拝者が訪れます。
四国遍路を結願したお遍路さんが最後に手を合わせる場所でもあり、境内の中でも特に厳かな空気に包まれています。
ゆっくりとお参りし、長い巡礼を無事終えられたことへの感謝を伝える方の姿も多く見られます。
旅の想いが眠る「寶杖堂(ほうじょうどう)」
大師堂の脇。
お遍路さんたちが88箇所の霊場を巡り終え、めでたく結願(成就)した証として奉納した無数の「金剛杖」が納められています。
びっしりと並ぶ杖からは、巡礼者たちのこれまでの歩みと強い想いが伝わり、圧倒されるような厳かな空気に包まれます。奉納された杖は毎年春と秋の法要で供養されます。
境内をドラマチックに染める「秋の紅葉」
大窪寺の紅葉のシーズンは10月下旬から11月中旬が見頃になります。
「四国霊場88番札所 大窪寺」の紅葉を紹介します。

「大窪寺」で紅葉が綺麗な場所は「二天門」周辺。
お土産物屋さんなどらが軒を連ね多くの参拝者さんで賑わいます。
二天門からまっすぐ行くと「本堂」に行けますが、今回は仁王門から入り大窪寺を散策しながら紅葉を楽しみました。
有名な大きなイチョウの木

88ヶ所最後のお寺と言う事もあり、静かで穏やかな空気を感じお遍路さんを労わってくれるような穏やかな空気感がある大窪寺です。
本堂から右手後方には大きな「イチョウの木」があります。
紅葉の時期にはインパクトがありますね。
「二天門」の周辺は紅葉は素晴らしい

本堂から真っすぐ進むと「二天門」に行けます。
「二天門」の周辺は紅葉が色づき始めてました。
お寺と紅葉ってすごく似合いますよね。

二天門側から紅葉を見ると陽が差し込んでとても綺麗で鮮やかな色が見えます。
多くの方が紅葉を楽しみながら写真を撮ってました。
このアングルからは綺麗に撮れました!

私は今回くらいの色つきが好きです。
ちょっと、緑も入りながら色づきが5割程度の時が好きなんですよね♪
なので今回は丁度いい日に行けました。
二天門裏側から写真を撮ると綺麗な紅葉と二天門の写真が撮れました。

生で見るとその日の空気感や風、気温などを肌で感じながら観る紅葉はとても気持ち良く綺麗です。

大窪寺の二天門付近の紅葉が綺麗で有名なの事がよくわかります。
二天門を正面から見て右手に「本坊」がありますがそちらも紅葉が綺麗でした。
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二天門から本坊への道沿いは穴場スポット

この色づき始めた紅葉の中に入って行くととても綺麗な紅葉を見る事が出来ます。
二天門にへとつながら道ですがそこから見る紅葉も綺麗でしたよ。

意外とここは人が入って来ないので穴場スポットです。
二天門から本坊へとつながら道です。
おススメの紅葉スポットですよ。
門前名物「八十八庵(やそは庵)」の打ち込みうどん
大窪寺境内を散策し、紅葉も見てウロウロ散歩を楽しみました。
最後は大窪寺前に軒を並べるお土産屋さんやうどん屋さんを見て回り、お腹空いたので「うどん」を食べる事に。
お店は「八十八庵」で名物の「打ち込みうどん」をいただきます。

「打ち込みうどん」の由来は、打ちたてのうどんをそのまま煮込むところから「打ち込み」と呼ばれるようになったそうです。
せっかくなのでね、「打ち込みうどん」を食べてみましょう!
「八十八庵」のメニュー

※営業時間、料金については変更になっている場合があります。
打ち込みうどん

「打ち込みうどん」がやってきました。
麺が長いので食べる時は上にすすらず、切るようにすすってくださいとの事
鉄鍋に入った打ち込みうどんの見た目が良いですね。
運ばれて来た時はとてもシンプルな見た目の「打ち込みうどん」
ですが、この麺の下には「大根、ニンジン、里芋、あげ、ごぼう、豚肉、ネギ」とたっぷり入ってます。
味はみそ仕立てになっていて食べ応えもありますし温まります。
麺は長く、讃岐うどんほどのコシはないですが美味しい「打ち込みうどん」です。
見た目は少なそうですが、結構な量ありますよ。
野菜がたっぷりで里芋の甘さがまたいいんですよ♪
大窪寺を散策し最後に食べる「打ち込みうどん」はとても美味しかったです。
しっぽくうどん 栗めし

奥方が注文した「しっぽくうどん」
野菜とお豆腐が入っておいしそう♪
出汁もあっさりしてて量も適度で体も温まりますし「美味しいうどん」です。
そして、秋の味覚の「栗めし」も注文。
パックですが、「栗めし」はやわらかくて美味しかったですよ♪
大窪寺紅葉散策の動画
Q&Aよくある質問
Q1:参拝の所要時間はどのくらいですか?
A: 境内をゆっくりと一通り回り、本堂の参拝やお砂踏みを体験するだけであれば、約45分〜1時間ほどです。門前の「八十八庵」でお食事をされる場合は、プラス1時間(混雑時はゆとりを持って)を見ておくのがおすすめです。
Q2:ペットを連れて境内に入ることができますか?
A: 大窪寺の境内(外のエリア)は、リードを短く持つか、キャリーバッグ・ペットカート等を利用すればペット連れでの散拝が可能です。ただし、本堂や大師堂の建物内、地下のお砂踏み回廊など、お堂の中へはペットは入れませんのでマナーを守って参拝しましょう。
Q3:紅葉の一番のベストな見頃はいつですか?
A: 例年の見頃は10月下旬から11月中旬頃です。山あいに位置するため、高松市街地などの平野部に比べて少し早めに色付きが始まります。
Q4:お遍路の「逆打ち(ぎゃくうち)」とは何ですか?
A: 通常、四国霊場は1番から88番へ時計回りに巡りますが、逆に88番の大窪寺から1番へと反時計回りに巡ることを「逆打ち」と呼びます。うるう年に逆打ちをすると、通常よりも大きな功徳(ご利益)を授かれるという有名な言い伝えがあります。
Q5:参拝に入山料や拝観料はかかりますか?
A: いいえ、境内の参拝や大師堂地下のお砂踏み、無料駐車場の利用も含めてすべて無料です。お寺の維持・管理への感謝を込めて、お賽銭や納経(御朱印)を行われるのが良いでしょう。
まとめ
四国八十八ヶ所霊場の最後を飾る第88番札所・大窪寺は、「結願の寺」として長い歴史と深い信仰を受け継いできた特別な寺院です。
本堂や大師堂、宝杖堂など見どころが多く、巡礼の締めくくりとしてだけでなく、歴史ある寺院巡りや自然散策を楽しみたい方にもおすすめできます。
また、秋には境内が鮮やかな紅葉に彩られ、香川県を代表する紅葉スポットとしても人気があります。
四季折々の美しい景色と静かな空気に包まれながら、ぜひ大窪寺ならではの魅力を感じてみてください。
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