香川県善通寺市にある四国霊場第74番札所「甲山寺(こうやまじ)」は、弘法大師空海ゆかりの歴史ある寺院です。
子授け・安産祈願のお寺として古くから信仰を集めるほか、四国霊場第71番から第77番までを巡る「七ヶ所参り」の札所としても人気があります。
境内には国の重要文化財や七福神なで仏など見どころも多く、春や秋には七ヶ所まいり「花めぐり」も開催され、多くの参拝者で賑わいます。
この記事では、実際に訪れた体験をもとに、甲山寺の歴史や見どころ、ご利益、御朱印、アクセスまで詳しく紹介します。
この記事では、甲山寺の歴史や見どころだけでなく、七ヶ所参りならではの巡拝の楽しみ方も紹介しています。初めて訪れる方でも迷わないアクセスや駐車場情報、御朱印、ご利益までまとめているので、参拝前の予習にもおすすめです。
- 四国霊場第74番札所「甲山寺」を詳しく紹介
- 七ヶ所参りで訪れる魅力が分かる
- 弘法大師ゆかりの歴史を解説
- 子授け・安産祈願のご利益
- 御朱印情報
- アクセス・駐車場を詳しく紹介
- 七福神なで仏について紹介
- 花めぐり最新情報も掲載
第74番札所「甲山寺(こうやまじ)」とは?
甲山寺は、香川県善通寺市にある真言宗善通寺派の寺院です。 その歴史は、弘法大師(空海)が満濃池(まんのういけ)の改修工事という大事業を朝廷から委託された際、この地にある岩窟で工事の成功を祈願したことに始まります。祈願中、気高い老翁(毘沙門天の化身)が現れてお告げを与え、見事工事は成功。弘法大師は感謝を込め、岩窟に毘沙門天の像を刻んで安置し、お寺を建立したと伝えられています。お寺のすぐ後ろにある山が「兜(かぶと)」の形に似ていることから「甲山寺」と名付けられました。
また、江戸時代から親しまれてきた「七ヶ所参り」では第74番札所として多くの巡礼者が訪れます。
七ヶ所参りは第71番札所から第77番札所までを1日で巡拝するコースで、初心者にも人気があります。
七ヶ所参りでも人気の札所
甲山寺は、香川県西部にある第71番札所から第77番札所までを巡る「七ヶ所参り」の一つです。
七ヶ所参りは比較的短時間で巡礼できることから、お遍路初心者や観光を兼ねた参拝にも人気があります。
各札所にはそれぞれ異なる歴史やご利益がありますが、甲山寺は子授け・安産祈願で知られ、七ヶ所参りの中でも特に多くの参拝者が訪れる札所の一つです。
七ヶ所参りについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
>>「七ヶ所参りとは?歴史・巡り方・モデルコースを徹底解説」
甲山寺 基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 四国八十八ヶ所霊場 第74番札所 甲山寺(こうやまじ) |
| 本尊 | 薬師如来 |
| ご利益 | 子授け・安産・子育て・病気平癒・家内安全・身体健全 |
| 所在地 | 香川県善通寺市弘田町1765-1 ▶ Googleマップで場所を確認 |
| 駐車場 | あり(無料) |
| 御朱印 | あり(納経所で受付) |
| 拝観料 | 無料(境内自由) |
| 所要時間 | 約20〜40分 |
| おすすめ度 | ★★★★★ |
| 公式サイト | 甲山寺 公式WEBサイト |
※本記事に掲載している料金・営業時間・駐車場情報などは訪問時点の内容です。最新の情報と異なる場合がありますので、お出かけの際は公式サイトや公式SNSにてご確認ください。
甲山寺 アクセス
【車(マイカー・レンタカー)でのアクセス】
ドライブでお越しの際は、高速道路からのアクセスが非常にスムーズです。
- 高松自動車道「善通寺IC」から約15分
- 善通寺ICを降りた後、国道11号線を経由して県道へ進みます。周辺はのどかな田園地帯ですが、要所に「第74番甲山寺」への案内看板が出ているため、ナビと合わせて確認しながら進むと安心です。
- 高松自動車道「三豊鳥坂IC」から約15分
- 松山・高知方面からお越しの場合は、三豊鳥坂IC(ハーフIC)の利用も便利です。
- 駐車場について
- 山門のすぐ近くに約30台収容可能な無料駐車場が完備されています。平坦で停めやすい駐車場ですが、春秋のハイシーズンや連休中は混雑することがあるため、午前中の早めの参拝がおすすめです。
【公共交通機関(電車・タクシー)でのアクセス】
善通寺駅から徒歩で向かう場合は、約40分(約3km)ほどの距離があります。お遍路(歩き遍路)の醍醐味を味わうには良い距離ですが、観光をスムーズに楽しみたい方は駅からのタクシー利用、またはレンタルサイクルの活用がおすすめです。
JR土讃線「善通寺駅」からタクシーで約7〜10分
甲山寺の見どころ
七ヶ所参りの四か所目、四国霊場第74番札所 甲山寺(こうやまじ)に行ってきました♪
ひとつ前の出釈迦寺から車で約十分くらいで駐車場も広く、とても綺麗な甲山寺です。
駐車場は無料で、お寺の入り口まで平坦なので歩きやすく、入り口にはスロープもありました。
立派な山門が素晴らしいですね♪
風格ある山門
境内の入口に建つ山門は、甲山寺の歴史を感じさせる風格ある佇まいです。
門をくぐると、外の喧騒から一転して静寂に包まれた境内が広がり、自然と心が落ち着いていきます。
四国遍路で訪れるお遍路さんが一礼して山門をくぐる姿も見られ、巡礼の雰囲気を感じられる場所です。
写真撮影では、山門全体を正面から撮影すると重厚感が伝わりやすくなります。
境内に入ると綺麗な境内で身が引き締まりますね。
甲山寺で見つけた「うさぎ」にも注目
山門を入り、少し歩くと「うさぎ」の像がありました。
どうやら、甲山寺には「うさび」にまつわる何かがあるようです♪
何故、甲山寺には「うさぎ」なのか。
甲山寺のご本尊の「薬師如来」の脇仏「月光菩薩」の左手に持った月から飛び出したと言われる「うさぎ」
境内には2羽の親子うさぎ、14羽のうさぎ瓦が皆さんをお守りしています。

親子うさぎは願いを込めながら優しくなでてあげてください。
と言う事で、親子うさぎを優しくなでてきました♪
私は、なんか「うさぎ」に縁があるようなので余計にありがたくなでさせていただきました♪

うさぎは縁起の良い動物
日本では古くから、うさぎは縁起の良い動物として親しまれてきました。
その理由には、次のような意味があるとされています。
【飛躍・成功】
うさぎは大きく跳ねながら前へ進むことから、「物事が大きく飛躍する」「運気が上向く」といった意味が込められています。
仕事運や学業成就、新しい挑戦を応援してくれる縁起物として人気があります。
甲山寺の境内をよく見渡すと、瓦や手水舎など、随所に「うさぎ」の意匠を見つけることができます。うさぎは月(ツキ=幸運)を呼ぶ縁起の良い動物とされており、参拝しながら隠れたうさぎを探すのも楽しみの一つです。
14羽のウサギの瓦を探してみてくださいね。
境内の中にはこのようにうさぎが沢山居ますので探してみてくださいね。
ポイント
甲山寺のうさぎは、公式に特定のご利益が示されているわけではありませんが、古くからうさぎは「飛躍」「子孫繁栄」「安産」「慈悲」の象徴として親しまれてきました。子授け・安産祈願で知られる甲山寺だからこそ、参拝の際にうさぎの像にも目を向けてみると、新たな魅力を発見できるでしょう。
本堂と大師堂
親子うさぎをなでなでして、奥に進むとお寺の門がもう一つあります。
コチラが昔からある門なのか、もしくは徒歩で別方向から来られた方の通る門なのか。
どちらにせよ、本堂の目の前にある門なのでここから入りましょう。
門を入りそのまままっすぐに進むと本堂です。
御本尊: 薬師如来(伝弘法大師作)です。
さすがにご本尊を写真撮る事はご法度なのでこの目でしっかり見てきました。
参詣して本堂の中のぞいてジロジロご本尊見るのが好きなんですw
本堂左にあるのが「大師堂」です。
そのまだ左にあるのが岩をくりぬいた「毘沙門天の岩窟」があります。
伝説が眠る「毘沙門天の岩窟」
本堂の左手奥にある岩窟(がんくつ)は、甲山寺最大のパワースポット。
弘法大師が満濃池修築の際にお告げを聞き、自ら刻んだとされる毘沙門天が祀られています。
薄暗い岩窟の中に入ると、厳かで神秘的な空気が漂い、心が洗われるような感覚を味わえます。
甲山寺の毘沙門天は縁結びや子授けのご利益
中は「毘沙門天」様が祀られています。
甲山寺の毘沙門天は縁結びや子授けのご利益があるとされています。
「毘沙門天の岩窟」の奥に入り参詣する事も出来ます。
私も、奥まで行き参詣させていただきました。
毘沙門天の御影

最後に「納経所」にて「毘沙門天」の御影を頂きました♪(200円)
Q&Aよくある質問
Q1:七ヶ所参りはどのくらいの時間で回ることができますか?
A1: 車(ドライブ)で巡る場合、スムーズに回れば約3〜4時間で7つの札所すべてを参拝することが可能です。ただし、各寺院の見どころをじっくり観光したり、途中で名物の讃岐うどんを楽しんだりする場合は、ゆとりを持って4〜6時間ほど見ておくと、大満足の1日ドライブ旅になります。
Q2:甲山寺の駐車場は有料ですか?大型車も停められますか?
A2: 甲山寺の駐車場は無料(普通車約30台)です。山門のすぐ近くにあり、お身体が不自由な方や小さなお子様連れでも移動が少なくて済みます。中型・大型バスの駐車スペースもありますが、混雑時は混み合うため、譲り合ってご利用ください。
Q3:御朱印(納経)がもらえる時間は決まっていますか?
A3: 納経所の受付時間は8:00から17:00までとなっています。七ヶ所参り専用の納経帳や色紙(しきし)も用意されていますので、最初の寺院で購入してスタートするのがおすすめです。
Q4:ペット(犬や猫など)を連れて境内に参拝しても大丈夫ですか?
A4: 原則として、リードをしっかりと着用するか、キャリーバッグ・抱っこ紐などを利用し、他の参拝客の迷惑にならないようマナーを守れば、境内への立ち入りができる場合が多いです。ただし、本堂や大師堂の「お堂の中(室内)」へはペットを連れて入ることはできません。また、寺院の最新のルールにより変更となる場合があるため、参拝時は現地の案内看板に従ってください。
Q5:七ヶ所参りは、必ず71番(弥谷寺)から順番に回らないといけないのですか?
A5: いいえ、必ずしも順番通りでなくても大丈夫です。ご自身の出発地や宿泊地に合わせて、巡りやすい順番(例えば77番の道隆寺から逆打ちで回るなど)で参拝しても全く問題ありません。ご自身のペースで楽しく巡ることが一番の功徳になります。
まとめ
甲山寺の国の重要文化財の「本尊の薬師如来像」に手を合わせウサギの瓦を探して、毘沙門天さまにも手を合わせてれて、ご利益ありそうなお寺でした!
香川県善通寺市にある四国霊場第74番札所「甲山寺(こうやまじ)」は、弘法大師空海ゆかりの歴史ある寺院であり、子授け・安産祈願で広く親しまれている札所です。
四国八十八ヶ所霊場の参拝はもちろん、第71番札所から第77番札所を巡る**「七ヶ所参り」**の札所としても人気があり、多くのお遍路さんや観光客が訪れます。
境内には本堂や大師堂をはじめ、歴史を感じる建物や自然豊かな景観が広がり、季節ごとに異なる美しさを楽しめます。また、かわいらしいうさぎの像や子授け・安産にまつわる見どころなど、ゆっくり散策することで甲山寺ならではの魅力を発見できるでしょう。
実際に訪れて感じたのは、観光地のような賑やかさではなく、心静かに参拝できる落ち着いた雰囲気です。七ヶ所参りでは次の札所へ急ぎたくなりますが、甲山寺では少し足を止め、境内をゆっくり歩いてみることをおすすめします。歴史ある建築や四季折々の自然に触れながら過ごす時間は、巡礼の旅をより思い出深いものにしてくれるはずです。
これから七ヶ所参りや四国遍路を予定している方はもちろん、善通寺周辺を観光する際にも、ぜひ甲山寺へ足を運んでみてください。きっと、歴史と信仰、そして穏やかな空気に包まれた癒やしの時間を過ごせることでしょう。
次の七ヶ所まいりの寺院はコチラ!
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