香川県三豊市にある弥谷寺(いやだにじ)は、七ヶ所まいり第1番札所であり、四国八十八ヶ所霊場第71番札所として、多くのお遍路さんや観光客が訪れる歴史ある名刹です。
弘法大師空海が幼少期に修行した地として伝わる由緒ある寺院で、山全体が修行の場となっている神秘的な雰囲気が魅力です。
参道には約540段もの石段が続き、途中には岩窟や石仏、歴史ある建造物など見どころが点在しています。石段を登りきった先には瀬戸内の自然に囲まれた静寂な境内が広がり、心が落ち着く特別な時間を過ごすことができます。
今回は実際に弥谷寺を参拝した体験をもとに、見どころやアクセス、駐車場、参拝時間、御朱印など、これから訪れる方に役立つ情報を詳しく紹介します。
弥谷寺は、四国遍路だけでなく「七ヶ所まいり」の札所としても親しまれている歴史ある寺院です。実際に歩いてみると、石段を登るごとに景色や空気が変わり、まるで山全体が修行の場であることを実感できます。この記事では、初めて訪れる方にも分かりやすいように、駐車場から参拝ルート、見逃せない見どころまで写真とともに紹介しています。
- 七ヶ所まいり第1番札所「弥谷寺」の魅力
- 弘法大師ゆかりの歴史
- 約540段の石段の様子
- 本堂・大師堂・獅子之岩屋などの見どころ
- 駐車場・アクセス方法
- 御朱印・納経所情報
- 参拝時間の目安
- 初めて参拝する人へのポイント
四国霊場第71番札所 弥谷寺とは?
弥谷寺(いやだにじ)は、香川県三豊市三野町にある真言宗善通寺派の大本山で、四国八十八ヶ所霊場第71番札所です。
寺伝によると奈良時代の天平年間(729〜749年)に行基菩薩によって開かれ、その後、弘法大師空海が幼少期から修行や学問に励んだ場所として知られています。そのため「弘法大師御学問所」とも呼ばれ、多くの参拝者が訪れる由緒ある霊場となっています。
ご本尊は千手観世音菩薩で、病気平癒や厄除け、学業成就、家内安全などのご利益があるとされています。
七ヶ所参りとは?
「七ヶ所参り(七ケ所まいり)」とは、四国八十八ヶ所霊場の第71番札所「弥谷寺」から第77番札所「道隆寺」までの7つのお寺を巡拝する参拝コースです。
弘法大師・空海の生誕地である香川県善通寺周辺を巡ることから、古くから「小遍路(こへんろ)」として親しまれ、一日で巡ることができるお遍路として江戸時代から多くの参拝者に親しまれてきました。現在でも香川県観光協会が紹介する代表的なお遍路コースのひとつとなっています。
弥谷寺は香川県西部で親しまれている七ヶ所まいりの第1番札所でもあり、七つの札所を巡る最初の寺院として多くの参拝者が訪れます。
近年は四国遍路文化への関心も高まっており、国内外から訪れる参拝者も増えています。。各お寺にはそれぞれ異なる「七福神のなで仏」が祀られており、弥谷寺では金運や富をもたらす「大黒天様」に出会うことができます。
弥谷寺 基本情報
| 項目 | 詳細 |
| 施設名 | 四国霊場第71番札所 弥谷寺(いやだにじ) |
| 御本尊 | 千手観世音菩薩 |
| 所在地 | 香川県三豊市三野町大見乙70 ▶ Googleマップで場所を確認 |
| 電話番号 | 0875-72-3446 |
| 拝観・納経時間 | 7:00〜17:00 |
| 駐車場 | あり(ふもとは無料 / 中腹駐車場は有料500円) |
| 公式サイト | 四国霊場71番札所 大本山 弥谷寺 公式HP |
※本記事に掲載している料金・営業時間・駐車場情報などは訪問時点の内容です。最新の情報と異なる場合がありますので、お出かけの際は公式サイトや公式SNSにてご確認ください。
弥谷寺へのアクセスと駐車場の選び方
車でのアクセス(目印は道の駅!)
- 高速道路利用の場合: 高松自動車道「三豊鳥坂IC」から車で約10分、または「善通寺IC」から約20分。
- ナビ設定のコツ: 弥谷寺のすぐ近くにある「道の駅ふれあいパークみの」を目的地に設定すると、道に迷わずスムーズに到着できます。
【超重要】駐車場は「無料」と「有料(中腹)」の2種類!
弥谷寺には駐車場が2箇所あり、参拝スタイルや体力に合わせて選ぶことができます。
- 山門前の無料駐車場(おすすめ!) 弥谷寺の入り口すぐにある駐車場です。料金は無料ですが、ここから本堂までは540段の階段をすべて歩いて登ることになります。澄んだ空気を感じながら、のんびりプチお遍路の醍醐味を味わいたい方や体力に自信がある方は、ぜひここからスタートしてください。
- 中腹の有料駐車場(道路維持管理費:500円) 階段の約半分(中段)まで車で登ることができる駐車場です。足腰に不安がある方や、時間を短縮してサクッとお遍路を回りたい方におすすめです。有料(500円)ですが、急な登り坂をショートカットできます。
実際に弥谷寺を参拝してきました
ここからは、実際に弥谷寺を参拝した様子を、参道の順番に沿って紹介します。
弥谷寺は、四国八十八ヶ所霊場の中でも山岳寺院ならではの趣が色濃く残る札所です。山門から本堂まで続く石段や、弘法大師ゆかりの史跡、自然豊かな境内など、歩くたびに新たな発見があります。
写真を見ながら一緒に参拝している気分でお楽しみください。
今回は四国霊場88ヶ所巡りで有名なお遍路さん。
そんな、お遍路さんの中に「七ヶ所参り」と言うお手軽にできるお遍路参りがあります。
善通寺周辺の7ヶ所のお寺を巡るプチお遍路的な「七ヶ所参り」に行ってみました。
今回は七ヶ所参りを車で回るので1日で巡る事が出来ます。
香川県観光のひとつとして1日のプランに組み込むのも楽しめます。
まず、七ヶ所参りのスタートは四国霊場71番札所の弥谷寺から行ってみます。
弥谷寺は「道の駅ふれあいパーク三野」のすぐ近くにあるお寺になりますので、まずは道の駅を目指して行くと良いと思います。
道の駅には温泉などもあり車中泊なども出来る道の駅で、八十八ヵ所巡りをしているお遍路さんが車中泊をしているのをよく見ます。
今回は、朝から弥谷寺に向かい、弥谷寺入り口すぐにある無料駐車場に車を止め歩いて行きます!
【駐車場について】
実は弥谷寺、本堂まで540段の階段があります。
私は下の無料駐車場から540段登りましたが、歩く事に不安のある方や急いでお遍路回りしている方などには階段の中段まで車で行く事が出来ます♪
ですが、中段まで車で行くには駐車場と道路の維持管理費として500円(有料)になります。
本堂まで540段!弥谷寺の階段参拝ロードを徹底レポート
まずは仁王門をくぐり、清々しい朝の空気のなかスタート
私は別に急いでる訳でもなく、一日でのんびりと七ヶ所参りができればいいので540段を歩いていきます( ̄ー ̄)ニヤリ
朝早かった事もあり肌寒くて空気が澄んで気持ちいいです。
しっかり、歩くための靴を履いてきたので準備は万端ですw
昇運の階段を登ります!!
登り始めてすぐに、仁王門があり小さな仁王門ですが迫力と雰囲気は良いですね。
澄みきった朝の空気の中、周りに誰もいなかったのでなんか気持ちが引き締まります。
ここから、本格的に階段が始まります。
人も居なかったので自分ペースでのんびり歩いて上がりました。
登り始めてすぐに、中段の駐車場まで付きました。
ここで、すでに約半分ほど登ってきましたね♪
写真右奥にある階段が順路になります。
ここからは階段を歩いていくしか方法がありませんので頑張りましょう。
ちなみに、通常の八十八ヵ所お遍路の中でも階段が多い弥谷寺。
3つの意味が込められた急勾配の「百八階段」に挑戦!
目の前に赤い階段が出てきました。
割と急な階段で「百八階段」と言うそうです。
108段の階段には大きな意味があり、入り口にも説明を書いてました。
108には、3つに意味があります。
1,煩悩を落とす。
2,1年を表します。
3,四苦八苦を落とす。
このような意味合いがある百八階段を登ります。
百八階段が急なので結構疲れますねw
手すりをもって急がずゆっくり登りましょう♪
この時に、私の後ろから杖を突いたおじいちゃんが上がってきてる姿を見ました。
私が疲れるなんて言うと失礼ですよね。(^^;)
文句言わず本堂を目指します!
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弥谷寺で絶対に見逃せない!神秘的なパワースポット
百八階段を上がると、目の前には「大師堂」がありましたがまずは本堂へ行きます。
途中には鐘があり鳴らす事も出来ます。
鐘を鳴らす時は「力任せに打つのではなく、ゆっくりと穏やかな気持ちで打つ」との事です。
更に階段が続きます。
階段が続くので疲れたら休憩しながら無理なく行きましょう。
途中から気づきましたが、岩肌が多いお寺だな~と感じます。
断崖絶壁に刻まれた高さ12mの「阿弥陀三尊像」と枯れない「水場」
百八階段を上がって本堂へ向かう途中、岩肌が湿っているエリアがあります。
ここは、どれだけ日照りが続いても湧き水が枯れることがないと言われる不思議な「水場」です。
そして、その水場の上方、高さ約12mもの断崖絶壁には「阿弥陀三尊像」が彫られていて昔の人がどうやってあの高所に彫ったのか、まさに霊場と呼ぶにふさわしい圧倒的な存在感です。
階段を進むと岩肌が何か湿ってる部分がここが「水場」で、いつら日照りが続いても岩の間からの湧き水は決して止まる事はないようです。
水場の上の方には「阿弥陀三尊像」があります。
なんと高さ約12mの位置の岩に彫られた阿弥陀三尊像。
昔の何にどうやってあそこに行ってどうやって彫ったのだろう。。。
なんとも、不思議でまさに霊場と言う雰囲気がすごいですね。
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本堂と大師堂 一望する讃岐平野の絶景
最後の階段を登ると「本堂」に到着です。
弥谷寺の「御本尊は千手観世音菩薩」です。
こうやって一歩一歩階段を登ってくると、気持ちいいですね。すごく清々しいです!
本堂にお参りをし、振り返ってみると~眺め最高です!
頑張って登ってきたご褒美ですね。
振り返って景色を見ると自然と笑顔になりますね。
こうやって、弥谷寺の本堂から見てみると、かなり山の上の方なのと断崖の岩場にお寺がある事がわかりますね。
これは、大師堂に行った時にそれを目の当たりにします。
本堂でお参りをし来た道を戻ります。
戻ってる時に、途中で見かけて杖を突いてるおじいちゃんと遭遇。
杖を突き休憩しながら登ってる姿には頭が下がりました。
そして、百八階段がある所まで戻ると「大師堂」があります。
靴を脱いで大師堂に入ります。
ここに納経所もありますので御朱印などはコチラで書いていただけます。
弘法大師が学問に励んだ聖地!重要文化財「獅子の岩屋(大師堂内)」
大師堂に入り納経所の前を通り奥に進むとそこには「獅子が口を開いたような岩窟」があります。
そこには、弘法大師が(岩屋右手)からの光りで学問修行に励まれたと言われ帰朝のち金銅の五鈷鈴を納めたといいます。
国の重要文化財に指定されています。
ここも是非ご覧になってほしい所です。
七ヶ所まいりの主役!金運・福運アップのなで仏「大黒天様」
大師堂の入り口の今回の「七ヶ所まいり」のお目当て!
「大黒天様」が祀られています♪
今回のスタートした「七ヶ所まいり」は、各お寺に七福神が「なで仏」として祀られています。
弥谷寺の「大黒天様」の打ち出の小槌やをなでてなでて撫でまくりましたw
大黒天(だいこくてん)は、七福神の一柱として知られる神様で、福の神として信仰されています。財福、豊穣、繁栄をもたらす神様として広く親しまれており、商売繁盛や金運向上のご利益があるとされています。
大黒天は、太鼓腹で笑顔を浮かべた温和な姿で描かれることが多いです。頭には烏帽子(えぼし)を被り、背中には大きな米俵を背負い、手に打ち出の小槌(うちでこづち)を持っています。また、足元にはネズミが寄り添っていることが多いです。
大黒天に関連するシンボルには次のようなものがあります。
米袋:富と繁栄を表します。
木槌:これは幸運と幸運を表します。
ネズミまたはネズミ:これらの動物は日本文化において富と豊かさを連想させます。
初心者におすすめ!七ヶ所まいり専用「色紙と御影」の集め方
今回、七ヶ所まいりをするにあたり御朱印も考えましたが、七ヶ所まいりの色紙があると言う事でそちらに各寺院の七福神のお札を貼って行きたいと思います。
七ヶ所参りのスタート地点なので「弥谷寺」の納経所で、「七ヶ所まいりの色紙」を購入。
そして、七福神御影を頂く事にしました。
「七ヶ所まいり」の色紙は300円で購入できます。
その色紙に、7ヶ所の七福神の御影を貼って行きます。
真ん中の部分は75番札所の善通寺で「弘法大師」さまを頂くようになります。
で、今回は四国霊場71番弥谷寺で、「大黒様の御影」を200円にて購入しました。
弥谷寺でのお参りが終わり下山します!
帰りももちろん階段を下って行くので足元に注意しながら帰りましょうね。
私たちが下山する時間になると登ってくる方々ともすれ違いましたが、皆さんと「おはようございます」「こんにちは」とあいさつを交わしながらすれ違うのはとても気持ちがいい事ですよね。
挨拶は大事で相手も自分も晴れやかな気分になります♪
四国霊場71番弥谷寺は階段も多くなかなか過酷な道ですが、本堂から見える景色はとても綺麗で、大師堂も素晴らしかったです。
結局、朝来てから約2時間近く四国霊場71番弥谷寺をウロウロしてました!w
弥谷寺・七ヶ所まいりに関するよくある質問(Q&A)
Q1:弥谷寺の参拝にかかる所要時間はどれくらいですか?
A1: ふもとの無料駐車場から540段の階段を歩いて往復し、本堂・大師堂をじっくり参拝・納経する場合、約1時間半〜2時間が目安です。
Q2:足腰が弱く、540段の階段を登る自信がないのですが大丈夫ですか?
A2: 階段の約半分(中段)まで車でアクセスできる「中腹有料駐車場(500円)」を利用すれば、歩く距離を大幅に減らすことができます。ただし、そこから先も「百八階段」など急な階段が続くため、手すりを利用し、休み休み無理のないペースで登るようにしてください。
Q3:七ヶ所まいりの色紙や御影の料金、買える場所は?
A3: スタート地点となる弥谷寺の大師堂(納経所)で購入できます。色紙本体は300円、各お寺でいただく七福神の御影(お札)は1体200円です。御朱印帳がなくても気軽に始められるのが魅力です。
Q4:参拝時の服装や靴はどうすればいいですか?
A4: 弥谷寺は四国霊場の中でも特に階段や岩場が多いお寺です。サンダルやヒールは避け、必ず履き慣れたスニーカーやウォーキングシューズで参拝してください。また、夏場は水分補給などの熱中症対策を万全にしましょう。
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Q5:弥谷寺の周辺に、参拝後に立ち寄れるおすすめのスポットはありますか?
A5: すぐ近くにある「道の駅ふれあいパークみの」には、天然温泉「大師の湯」があり、階段で疲れた体を癒やす日帰り入浴に最適です。また、グルメなら車で約15分の場所にある「本場かなくま餅 福田」の名物・あん雑煮うどんがイチオシです!
まとめ:弥谷寺から始める七ヶ所まいりで最高の開運ドライブ旅へ!
弥谷寺は、四国八十八ヶ所第71番札所と七ヶ所まいり第1番札所という二つの魅力を持つ、香川県を代表する歴史ある寺院です。
四国霊場第71番札所の弥谷寺は、540段の階段や急な百八階段など、少し体力が必要なスポットですが、それを乗り越えた先にある本堂からの絶景や、大師堂の神秘的な岩窟、そして優しい笑顔の「大黒天様」など、たくさんの感動とご利益を味わえる特別なお寺です。
すれ違う参拝客同士で「おはようございます」「こんにちは」と挨拶を交わすのもお遍路ならではの心地よさ。しっかり歩いてしっかり祈願した後は、清々しい達成感に包まれること間違いなしです!
弥谷寺で大黒天様の御影をいただいたら、七ヶ所まいりの2箇所目、福禄寿が祀られる「第72番札所 曼荼羅寺」をご紹介します。お楽しみに!
次の七ヶ所まいりの寺院はコチラ!
・七ヶ所まいり【2ヶ所目】 第72番曼荼羅寺へ! 七福神は福禄寿
・七ヶ所まいり全体のまとめ記事「七ヶ所まいりとは?」
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