「最近、ラクティスの車内が外から丸見えになってきた……」
「夏になると車内が暑くて、エアコンの効きもイマイチ……」
そんなことが気になり始めたので、今回は愛車ラクティスのリア側カーフィルムを貼り替えることにしました。
以前貼っていたカーフィルムは、長年使用しているうちに色が薄くなってしまい、気がつけば純正のプライバシーガラスとあまり変わらない状態に。
そこで今回使用したのが、ラクティス用の車種別カット済みカーフィルム「スーパーブラック」です。
カーフィルムをDIYで貼る場合、最大のハードルになるのが「窓の形に合わせてフィルムをカットする作業」ですが、車種別カット済みフィルムなら、その手間を大幅に減らせます。
実際にラクティスへ施工してみると、リアドアは比較的スムーズに貼れたものの、一番苦戦したのが3分割されたリアハッチのフィルム貼りでした。
熱線に合わせてフィルムを重ねながら位置を調整し、水や空気を抜いていく作業はなかなか大変。
それでも何とか施工を終えると、以前の色褪せたフィルムとは比べものにならないほど真っ黒に。
外から車内が見えにくくなっただけでなく、ラクティスの見た目もかなり引き締まりました。
この記事では、実際の施工写真を使いながら、ラクティスのカーフィルム選びから、リアドア・三角窓・リアハッチへの貼り方、施工時のコツ、5%スーパーブラックに貼り替えた感想、暑さ対策や車検についての注意点まで詳しく紹介します。
「ラクティスにカーフィルムをDIYで貼ってみたい」という方は、ぜひ施工前の参考にしてください。
- ラクティスのカーフィルムが色褪せて車内が丸見えに
- カーフィルムとは?ラクティスの窓に貼るメリット
- 今回のラクティスのカーフィルム施工情報
- ラクティスのカーフィルムはカット済みがおすすめ
- ラクティスのリアドアにカーフィルムを貼る方法
- リアドアのガラスを取り外して施工する方法もある
- ラクティスのリアハッチに3分割カーフィルムを貼る
- 5%スーパーブラックにしたラクティスの見た目
- カーフィルムを貼ると暑さ対策になる?
- ラクティスにカーフィルムを施工して良かったこと
- ラクティスのカーフィルムDIY施工で分かったメリット・デメリット
- カーフィルムをDIYで貼るときの失敗を防ぐポイント
- カーフィルムは車検に通る?ラクティスで注意したいポイント
- ラクティスのカーフィルムDIY施工におすすめの道具
- ラクティスのカーフィルムにおすすめの商品
- ラクティスのカーフィルムに関するよくある質問
- ラクティスのDIYカスタム・メンテナンスもチェック
- まとめ|ラクティスのカーフィルムはDIYでもきれいに施工できる!
ラクティスのカーフィルムが色褪せて車内が丸見えに
経年劣化でカーフィルムの色が薄くなっていた
今回カーフィルムを貼り替えようと思ったきっかけは、ラクティスの車内が以前よりも明らかに見えるようになってきたことでした。
最初は「なんとなくフィルムが薄くなったかな?」くらいに思っていたのですが、リアドアのガラスをよく見てみると、フィルムがかなり色褪せています。
特に分かりやすかったのが、バイザー部分との色の違い。
フィルムが貼られている部分と、フィルムの影響を受けにくい部分で色の濃さがはっきり違っていました。

写真を見ると、フィルムの色褪せ具合がかなり分かりやすいと思います。
以前はもっと濃かったはずなのに、長年使用しているうちに少しずつ色が薄くなっていたんですね。
どうりで最近、外から車内がよく見えるわけです。
リアガラスも全体的に薄くなっていた
リアドアだけではなく、リアガラスも全体的にフィルムが薄くなっていました。
ただ、リアガラスは全面的に少しずつ色が薄くなっていたため、リアドアのように「ここだけ色が違う」という比較ができず、劣化していることに気づきにくかったんです。

こうして見ると、純正のプライバシーガラスとそれほど変わらないように見えます。
せっかくカーフィルムを貼っているのに、これではもったいない。
そこで今回は、ラクティスのリア側3面をまとめて貼り替えることにしました。
カーフィルムとは?ラクティスの窓に貼るメリット
カーフィルムとは、車の窓ガラスに貼り付けるフィルムのことです。
スモークタイプなら車外から車内を見えにくくするプライバシー対策として使えるほか、商品によっては紫外線カットや赤外線カット、日射対策などをうたったものもあります。
また、窓ガラスの色が濃くなることで車の外観が引き締まり、見た目のカスタムとしても楽しめます。
今回のラクティスでは、主に「車内が外から見えにくくすること」と「夏場の暑さ対策」を目的に、かなり濃いスーパーブラックタイプを選びました。
ただし、ここで注意したいのが、フィルムの濃さと断熱性能は同じではないということ。
黒いフィルムだから必ず高い断熱性能があるというわけではありません。
暑さ対策を最優先するのであれば、フィルムの色だけでなく、UVカットやIRカット、遮熱・断熱性能などの商品仕様まで確認して選ぶのがおすすめです。
今回のラクティスのカーフィルム施工情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施工車種 | トヨタ ラクティス |
| 施工箇所 | リアドア・三角窓・リアハッチ |
| 使用フィルム | 車種別カット済みカーフィルム |
| フィルムカラー | スーパーブラック |
| 目的 | プライバシー対策・日射対策・外観のカスタム |
| 主な道具 | 霧吹き・洗剤水・ゴムヘラ・クロスなど |
| DIY難易度 | ★★★☆☆ |
| 一番難しかった場所 | リアハッチの3分割フィルム |
| 重要なポイント | ガラス清掃・十分な水分・位置合わせ・水抜き |
ラクティスのカーフィルムはカット済みがおすすめ
DIYなら車種別カット済みフィルムが便利
カーフィルムをDIYで貼るなら、個人的には車種別のカット済みフィルムがおすすめです。
もちろん、フィルムのロールを購入して自分でガラスの型を取り、カットして施工することもできます。
ただ、リアガラスのような大きくて複雑な形状のガラスを自分で採寸してカットするのは、かなり大変です。特に初めてカーフィルムを貼る場合、型取りとカットだけでかなりの時間を使ってしまいます。
その点、車種別カット済みフィルムなら、基本的に車両のガラス形状に合わせてカットされた状態で届くので、フィルムを貼る作業に集中できます。
今回購入したフィルムもラクティス用のカット済みタイプ。
リアドアや三角窓だけでなく、リアハッチ用もあらかじめ分割されています。

今回使用したフィルムは、以前使ったものとはカット方法が少し違っていました。
一面のフィルムがつながった状態でカットされているので、取り扱いには注意が必要です。
無理に折り曲げたり、強く引っ張ったりすると折り目がついてしまい、元に戻せなくなることがあります。
届いたフィルムは、施工するまで折れや傷がつかないように丁寧に扱いましょう。
カット済みフィルムを購入するときは型式を確認
ここは購入前に必ず確認したいポイントです。
ラクティスには100系と120系などがあり、同じ「ラクティス」でも型式や年式によってフィルム形状が異なります。
実際に、SCP100・NCP100・NCP105向けの商品や、NCP120・NCP122・NCP125・NSP120・NSP122向けの商品が販売されています。
そのため、購入するときは車検証などを確認し、車種名だけでなく型式・年式まで照合してから注文するのがおすすめです。
ラクティスのリアドアにカーフィルムを貼る方法
まずはリアドアの内張りを外す
それでは実際にフィルムを貼っていきます。
まずはリアドアから。
本当は窓ガラスを外して作業したほうが施工しやすいのですが、今回は以前自分で施工したデッドニングが問題になりました。
ドア内部の穴という穴をしっかり塞いでしまっていたため、ガラスを取り外す作業がちょっと面倒。
ということで、今回はガラスを外さず、そのまま施工する方法でいきます。

ちなみに、以前施工したデッドニングは我ながらかなりきれいにできています。
ただ、そのおかげで今回のフィルム施工ではガラスを外せなくなってしまいました(笑)
このように、車のDIYは以前の作業が次の作業に影響することもあります。
ガラスの清掃がフィルム施工の仕上がりを左右する
フィルムを貼る前に、まずガラスを徹底的に清掃します。
ここは面倒でも絶対に手を抜かないほうがいいところ。
ガラスにホコリや砂、ゴミなどが残っていると、フィルムを貼ったときにその部分だけ浮いたり、異物が目立ったりします。
今回のようなDIY施工では、フィルムそのものよりも、施工前のガラス清掃が仕上がりを左右すると言ってもいいくらいです。
ガラスをきれいにしたら、フィルムを貼るための霧吹きを用意します。
私は水に少量の洗剤を混ぜたものを使用しました。
洗剤を入れすぎる必要はありません。
ガラスとフィルムをたっぷり濡らす
ここからがカーフィルム施工の重要ポイント。
ガラス面を霧吹きでたっぷり濡らします。
そしてフィルムを台紙から剥がすときも、粘着面に霧吹きでたっぷり水分を吹き付けます。
「そんなに濡らして大丈夫?」と思うかもしれませんが、むしろ貼り始めはたっぷり濡らしておいたほうが作業しやすいです。
ガラスとフィルムの間に水分があることで、フィルムを少し動かしながら位置を調整できます。
逆に水分が少ない状態で貼り付けると、一度ガラスにくっついたフィルムが動かしにくくなり、位置がズレたまま固定されてしまうことがあります。
フィルムの位置を決めて上から固定する
フィルムをガラスへ乗せたら、まずは位置合わせ。
今回の施工では、ガラス上部から約3mmほど内側にフィルムをセットしました。
位置が決まったら、ガラス上部からゴムヘラを使って水と空気を抜いていきます。
ここでのポイントは、フィルムをいきなり全面固定しようとしないこと。
まず位置を決め、上部をしっかり固定してから、少しずつ下へ作業を進めます。
また、ゴムヘラをフィルムへ当てるときも、ヘラの接触面を霧吹きで濡らしておくと、フィルム表面を傷つけにくくなります。
フィルムをゴム部分へ滑り込ませながら貼る
上部の位置が決まったら、今度は下側へ進みます。
下側のフィルムを少し剥がし、ガラスとフィルムの間へ再びたっぷり水を吹き付けます。
そして、左右のゴム部分へフィルムを滑り込ませるようにしながら、少しずつ貼っていきます。
ここでも焦らないことが大切。
フィルムがガラスの上を滑るくらい水分がある状態を作って、位置を確認しながら施工していきます。
この作業に集中していたため、施工途中の写真はありません。
DIY作業では、写真を撮ることより施工を優先したほうがいいですね(笑)
ラクティスの三角窓にもカーフィルムを施工
リアドアの施工が終わったら、次は三角窓です。
三角窓は面積が小さいのでリアドアより簡単そうに見えますが、フィルムの端部分をきれいに合わせる必要があります。
ここでも基本は同じ。
ガラスをきれいにして、たっぷり濡らし、フィルムを乗せて位置を決めます。
フィルムを無理に引っ張って形を合わせるのではなく、十分に濡らした状態で位置を調整し、最後に水分を抜いて固定します。
新旧フィルムの色の違いがすごい!
リアドアと三角窓への施工が終わったところで、面白い比較ができました。
左側が何も施工していないガラス。
真ん中が今回貼ったスーパーブラック。
右側が以前貼っていたダークブラックです。

こうして並べてみると違いがかなり分かります。
今回のスーパーブラックは、とにかく暗い。

三角窓が今までのフィルムで、正面の真っ暗いのは新しいスーパーブラックのフィルムを貼っています。色の濃さは歴然です。
以前のフィルムがかなり色褪せていたこともあり、新しいフィルムを貼った部分との違いが一目で分かります。
反対側のガラスにも同じようにフィルムを施工。
ここまで終わったら、施工後しばらくは窓を開閉しないようにします。
フィルムが十分に定着するまでは、むやみに触ったり、窓を上下させたりしないほうが安心です。
乾燥時間についてはフィルムの商品説明書を優先してください。
リアドアのガラスを取り外して施工する方法もある
ガラスを外すとフィルム施工はかなり楽になる
今回はガラスを外さずに施工しましたが、以前はリアドアのガラスを取り外してフィルムを貼ったことがあります。
実際にやってみると、ガラスを外したほうがフィルム施工そのものはかなり楽です。
ガラスを作業台などに置いて施工できるので、無理な姿勢になりにくく、フィルムの位置合わせもしやすくなります。

以前の作業では、まずリアドアの窓を一番下まで下げます。
その後、ドアの取っ手部分などを外して内張りを取り外します。

内張りを外したら、チャイルドロックの斜め下付近にあるボルトを取り外します。

さらにドア枠内側にあるプラスねじを緩めます。
これを緩めると、窓ガラスの上下をガイドしているゴムレールのような部品を外せます。
部品を外していくとガラスが動くようになります。

次にガラス下側を見ると、溝に入っている白いカラーのような部品があります。
これをスライドさせて取り外します。

ガラス下側のガイド部分を外すと、ガラスを上へ持ち上げて取り外せます。
実際に作業してみると、思っていたよりも簡単に取り外すことができました。
ただし、ドア内部の部品を外す作業になるため、無理に力を入れたり、部品の位置が分からなくなったりしないよう注意してください。
ガラスを外したあとは、今回と同じようにガラスを清掃してフィルムを施工します。
ラクティスのリアハッチに3分割カーフィルムを貼る
一番難しかったのがリアガラス
いよいよ今回のDIY施工で一番大変だったリアハッチです。
リアハッチのフィルムは3分割。
つまり、1枚の大きなフィルムを貼るのではなく、3枚のフィルムを順番に貼っていきます。
しかも、ただ並べて貼ればいいわけではありません。
フィルム同士の位置を合わせながら、熱線に沿わせて貼っていく必要があります。
リアガラスをきれいに清掃してたっぷり濡らす
まずはリアガラスを徹底的に清掃します。
ここまで来ると、もう「また清掃か……」と思うくらいガラスをきれいにしています(笑)
でも、この作業が重要。
ホコリが残っているとフィルムを貼ったあとに目立ちます。
ガラスをきれいにしたら、霧吹きでたっぷり洗剤水を吹き付けます。
リアハッチは外側から作業すると上向きになるので、私はハッチを閉めて車内側から施工しました。
そのほうが作業姿勢も楽です。
リアハッチの3分割フィルムは熱線を目印にする
今回のリアハッチ施工で一番重要だったのが、熱線を目印にしてフィルムを合わせることです。

3分割されたフィルムを貼るとき、熱線を基準にすると位置が分かりやすくなります。
フィルムの重なる部分を熱線の位置に合わせることで、フィルム同士の位置関係を確認しながら施工できます。
ただし、熱線部分は水や空気が残りやすいので注意。
フィルムを貼ったら、上からたっぷり霧吹きしてゴムヘラで水と空気を抜いていきます。
フィルムの水抜きは中心から外側へ
リアガラスでは、フィルムの下に水や空気が残っていると非常に目立ちます。
特に熱線の部分はフィルムが浮いたように見えやすいため、丁寧に水抜きをしていきます。
ゴムヘラは強く押し付けすぎるのではなく、フィルムの状態を確認しながら動かします。
また、フィルムの表面に直接ヘラを当てる場合は、ヘラ側も濡らしておくと傷がつきにくくなります。
今回も施工中の写真を撮る余裕がありませんでした。
3分割フィルムを素早く貼りながら位置を合わせ、さらに水と空気を抜く必要があるため、かなり集中して作業しました。
リアハッチのフィルム貼りは焦らないことが大切
リアハッチの施工では、熱線の上でフィルムが重なる位置を合わせる作業に苦労しました。
少しズレたら修正。
また位置を確認して、水を抜く。
そんな作業を繰り返しながら何とか施工完了。

リアガラスは面積も大きく、3分割なので、リアドアよりかなり疲れました。
ただ、施工後の見た目を見ると、その苦労も忘れてしまうくらい満足できる仕上がりになりました。
5%スーパーブラックにしたラクティスの見た目
外から見ると車内がほとんど見えない
施工が終わったら、すぐに直射日光へ出すのではなく、しばらく倉庫内で乾燥させました。
その間に車の清掃などを済ませ、いよいよ外へ。
まずは後ろからラクティスを見てみます。
以前のフィルムとは明らかに違います。

車内どころか、車の向こう側がほとんど見えないくらいの濃さ。
5%クラスのスーパーブラックということで、かなり真っ黒です。
「ここまで暗くなるのか!」というのが正直な感想。
車内から外を見ると意外と視界は確保できる
外から見るとかなり暗いのですが、車内から外を見ると、思っていたよりもしっかり見えます。
もちろん、昼間と夜間では見え方が違います。

明るい昼間なら外の景色も確認できますが、暗い場所では当然見えにくくなります。
そのため、5%のような濃いフィルムを選ぶ場合は、「外からの見えにくさ」だけでなく「車内からの視認性」も考えて選ぶことをおすすめします。
フィルムを貼るだけでラクティスの印象が変わった

この角度から見ると、かなり雰囲気が変わりました。
リア側が黒くなることで車全体が引き締まり、以前よりもカスタム感が出ています。
もともとは「車内の暑さ対策とプライバシー対策」が目的だったのですが、完成してみると見た目の変化もかなり大きかったです。
カーフィルムを貼ると暑さ対策になる?
今回は夏の暑さ対策も目的に施工
今回、スーパーブラックを選んだ理由は、見た目を黒くしたかったからだけではありません。
一番の目的は夏場の暑さ対策です。
車に乗っていると、夏場の直射日光がかなり気になります。
窓から入ってくる日射を抑えることで、車内の暑さを少しでも軽減できればと思い、今回の施工を行いました。
実際に施工後は、以前の色褪せたフィルムの状態と比べて、日差しの入り方が変わったように感じました。ただし、ここは「5%だから断熱性能が高い」という話ではありません。
カーフィルムには、色の濃さとは別に、UVカットやIRカット、遮熱・断熱性能を重視した商品があります。
そのため、暑さ対策を目的にフィルムを選ぶなら、濃さだけではなく商品の断熱性能も確認するのがおすすめです。
ラクティスにカーフィルムを施工して良かったこと
今回のDIY施工で一番良かったのは、やはり車内のプライバシー性が高くなったことです。
以前は外から車内が見えやすくなっていましたが、新しいスーパーブラックを施工すると、外からはかなり見えにくくなりました。また、リア側のガラスが黒くなったことで、ラクティスの外観も引き締まりました。
そして、夏場の日差し対策としても、以前より快適になったように感じています。
何より、自分で施工したことで「ここまでできた!」というDIYの満足感があります。
ラクティスのカーフィルムDIY施工で分かったメリット・デメリット
DIY施工のメリット
今回実際にやってみて感じたメリットは、やはり費用を抑えながら自分の好きな濃さのフィルムを施工できることです。
プロへ依頼すればきれいに仕上げてもらえますが、自分で施工すればフィルム代と施工用品代を中心に抑えられます。
さらに、カット済みフィルムを使えば型取りや切り出しの手間も減らせます。
そして何より、自分で作業するのが好きな人には楽しいDIYです。
DIY施工のデメリット
一方で、きれいに貼るにはかなり集中力が必要です。
ホコリが入れば目立ちますし、フィルムを折ってしまえば折れ跡が残ります。
水や空気が残れば仕上がりにも影響します。
特に今回のリアハッチのような3分割タイプは、位置合わせに苦労しました。
「多少の失敗は気にしない」という人ならDIYでも十分楽しめますが、完璧な仕上がりを求めるならプロ施工も選択肢に入れたほうがいいでしょう。
カーフィルムをDIYで貼るときの失敗を防ぐポイント
カーフィルム施工で一番大切なのは、焦らないこと。
まずガラスをきれいにする。
そしてガラスとフィルムを十分に濡らす。
フィルムを乗せたら、いきなり固定するのではなく、位置を確認する。
位置が決まったら、少しずつ水と空気を抜く。
この順番を守るだけでも施工しやすくなります。
特にフィルムを貼り始めるときは、「水を使いすぎかな?」と思うくらい濡らしておくほうが位置調整しやすいです。
逆に水分が少ないと、フィルムがガラスへすぐに張り付いてしまい、位置修正が難しくなります。
また、フィルムを台紙から剥がすときは、折り曲げないように注意。
一度ついた折り目はきれいに元へ戻らないことがあります。
カーフィルムは車検に通る?ラクティスで注意したいポイント
ここはカーフィルムを貼る前に必ず確認しておきたいところです。
特に注意したいのが、フロントガラスと運転席・助手席側の窓ガラス。
国土交通省では、前面ガラスおよび運転席・助手席の側面ガラスについて、着色フィルムなどを貼った状態で可視光線透過率70%未満となるものを不可としています。そのため、「フィルム単体の透過率が70%以上なら大丈夫」と単純に判断するのではなく、実際の車両ガラスとフィルムを組み合わせた状態で確認することが重要です。
今回施工したのはリア側のガラスなので、フロント側とは規制の考え方が異なります。
ただし、車検について「リアなら何%でも絶対大丈夫」と一律に断定するのではなく、車両のガラス位置や保安基準への適合状態を確認するようにしてください。
また、濃いフィルムは夜間の視認性にも影響するため、車検だけでなく安全性まで考えて濃さを選ぶことをおすすめします。
ラクティスのカーフィルムDIY施工におすすめの道具
今回のような施工では、専用の施工キットがあると便利です。
特に重要なのがゴムヘラやスキージー。
フィルムをガラスへ貼ったあと、水と空気を抜くために使用します。
また、フィルム表面を傷つけないため、ヘラを濡らしながら作業できるタイプを用意しておくと安心です。
霧吹きはもちろん、ガラスをきれいにするクロスや、周囲を濡らさないための養生用品もあると作業しやすくなります。
DIY初心者なら、フィルムだけを購入するのではなく、施工工具もまとめて用意しておくとスムーズです。
ラクティスのカーフィルムにおすすめの商品
ラクティス用のカット済みフィルムには、100系と120系で適合商品が分かれているので、購入前に型式・年式を必ず確認してください。
100系ではSCP100・NCP100・NCP105向けのリアセットがあり、スーパーブラック5%など複数の濃さから選べる商品があります。
120系でもNCP120・NCP122・NCP125・NSP120・NSP122向けのカット済みリアセットが販売されています。
今回のように「車内をできるだけ見えにくくしたい」という目的なら5%クラスのスーパーブラックが候補になりますが、夜間の視認性も考えるなら、もう少し明るい濃さを選ぶ方法もあります。
暑さ対策を優先する場合は、濃さだけでなくIR・遮熱タイプも比較するとよいでしょう。
「ラクティス用のカット済みカーフィルムを探している方はこちら。購入前に必ず型式・年式・適合グレードを確認してください。」
ラクティスのカーフィルムに関するよくある質問
Q:ラクティスのカーフィルムはDIYで貼れますか?
貼れます。
特に車種別カット済みフィルムを使用すれば、フィルムの型取りやカット作業を減らせるので、DIY初心者でも挑戦しやすくなります。ただし、ガラスの清掃、フィルムの位置合わせ、水と空気の抜き方が仕上がりを左右します。
Q:カット済みフィルムを選ぶときの注意点は?
ラクティスには複数の型式・年式があります。
「ラクティス用」と書かれているだけで判断せず、車検証などで型式・年式を確認し、商品の適合表と照合してから購入してください。
Q:5%スーパーブラックはかなり暗いですか?
かなり暗いです。
今回実際に施工してみても、外から見ると車内がほとんど見えないくらいの濃さでした。プライバシー性を重視するなら魅力的ですが、夜間など暗い環境では車内からの視認性が落ちるため、その点は考慮してください。
Q:カーフィルムを貼ると車内は涼しくなりますか?
日射を抑えることで暑さ対策につながる可能性はありますが、フィルムの種類によって性能は異なります。
「黒いから断熱性が高い」とは限らないので、暑さ対策を目的にするならIRカットや遮熱・断熱性能も確認するのがおすすめです。今回の施工では、以前の色褪せた状態と比較して日差しの入り方が変わり、個人的には夏場の対策として施工して良かったと感じました。
Q:カーフィルムを貼った直後に窓を開けてもいい?
施工直後は避けたほうが無難です。
フィルムが完全に定着するまでの時間は商品や施工環境によって異なるため、購入したフィルムの説明書に記載された乾燥・養生時間を優先してください。
Q:リアハッチの3分割フィルムは難しいですか?
今回の施工では一番難しかった部分です。
3枚のフィルムを熱線に合わせながら貼るため、位置合わせと水抜きを同時に行う必要があります。リアハッチのフィルム施工に初めて挑戦する場合は、できれば二人で作業するとフィルムを扱いやすくなるでしょう。
ラクティスのDIYカスタム・メンテナンスもチェック
カーフィルムで車内を快適にしたら、ラクティスのほかの部分もDIYでリフレッシュしてみるのもおすすめです。
ラクティスのデッドニングDIY
カーフィルムと同じく「車内を快適にするDIY」として相性がいいのがデッドニングです。
実際にラクティスのフロントドア・リアドアへデッドニングを施工した手順を紹介しているので、車内の音質や静音化にも興味がある方はこちらも参考にしてください。
➤ デッドニングDIY全手順!劇的な音質向上と静音化の効果 エーモンキットで車内音響を激変させる
ラクティスのヘッドライト黄ばみをDIYで解消
窓ガラスをきれいにすると、今度はヘッドライトの黄ばみも気になってきます。
ラクティスのヘッドライトをウレタンクリア塗装でリフレッシュした実体験も紹介しています。
DIYでヘッドライトをきれいにしたい方はこちらもおすすめです。
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ラクティスのユーザー車検に挑戦
カーフィルムを施工すると、車検についても気になりますよね。
ラクティスのユーザー車検に実際に挑戦した経験をもとに、費用や必要書類、検査の流れなどを紹介しています。
車検費用を少しでも抑えたい方はこちらもどうぞ。
➤ ユーザー車検の費用はいくら?コンパクトカー・ラクティスで実際にかかった金額と必要書類・手順を解説
ラクティスのLEDヘッドライト交換
夜間の視認性を改善したいなら、ヘッドライトのLED化もおすすめです。
ラクティスへH4タイプのLEDヘッドライトを取り付けた実体験と、取り付け方法、光軸や車検について紹介しています。
➤ ラクティスのH4 LEDヘッドライト交換方法!fcl製なら明るさアップ&車検も合格【DIY】
ラクティスのポジションランプをLED化
ヘッドライトだけでなく、ポジションランプもLEDへ交換するとライトまわりをまとめてリフレッシュできます。
T10タイプのLEDバルブへ交換した手順や、交換時に注意したポイントも紹介しています。
➤ ラクティスのポジションランプをLED交換!T10の選び方・車検対応・取り付け方法
まとめ|ラクティスのカーフィルムはDIYでもきれいに施工できる!

今回は、色褪せて車内が見えやすくなっていたラクティスのカーフィルムを、車種別カット済みフィルムへ貼り替えました。
以前のフィルムは長年の使用によってかなり色が薄くなっていましたが、5%クラスのスーパーブラックへ貼り替えることで、外から車内がかなり見えにくくなりました。
さらに、リア側が黒くなったことでラクティスの外観も引き締まり、見た目の印象も大きく変わりました。
DIY施工で特に重要だったのは、ガラスをきれいにすること、ガラスとフィルムをたっぷり濡らすこと、フィルムの位置をしっかり決めること、そして水と空気を丁寧に抜くことです。
リアドアは比較的施工しやすかったのですが、今回一番苦労したのは3分割されたリアハッチ。
熱線を目印にフィルムの位置を合わせながら施工すると作業しやすくなりましたが、フィルム同士の重なりや水抜きにはかなり気を使いました。
それでも、施工後の仕上がりを見ると苦労した甲斐があったと思います。
また、今回は夏の暑さ対策も目的の一つでした。
施工後は以前の色褪せたフィルムよりも日差しの入り方が変わり、個人的には暑さ対策としても施工して良かったと感じています。
ただし、フィルムの濃さと断熱性能は別物です。
暑さ対策を重視するなら、5%などの濃さだけではなく、UVカット・IRカット・遮熱・断熱性能などの商品仕様まで確認して選ぶことをおすすめします。
そして、カーフィルムを施工するときに忘れてはいけないのが車検と安全性。
特に前面ガラスや運転席・助手席側の窓は可視光線透過率に関する基準があるため、濃いフィルムを安易に施工するのは避けましょう。
今回施工したリア側についても、「濃ければ何でも大丈夫」と考えるのではなく、車両のガラス位置や保安基準、商品の仕様を確認して施工することが大切です。
ラクティスのカーフィルムをDIYで貼りたいなら、まずは自分の車両に適合するカット済みフィルムを選ぶこと。そして施工前には、ガラスをしっかり清掃して、霧吹き・ゴムヘラなど必要な道具を準備しておきましょう。
DIYならではの苦労はありますが、施工後に自分のラクティスを見たときの満足感はかなり大きいです。
「車内が丸見えなのが気になる」
「純正プライバシーガラスでは物足りない」
「夏の暑さ対策をしたい」
「ラクティスを自分でカスタムしてみたい」
そんな方には、カット済みカーフィルムを使ったDIY施工は面白いカスタムだと思います。
自分で貼ったカーフィルムで、ラクティスをさらに快適にしてみてください。


