先日、友人と話をしていると「新子」食べに行った？と話になり。
あ！そうだね～今年はまだ新子食べてないね～っと話をしてたら無性に新子を食べたくなったので新子を食べに行ってみました。
新子は傷みが早く水揚げされる現地で水揚げ後すぐに食べないといけないので、今回は高知県中土佐町にある「久礼大正町市場」に行ってみました。
新子（しんこ）とは
まずは、新子（しんこ）とはなんだと。
新子とは、生後一年未満のソウダガツオの稚魚の事を指します。
時期物の食べ物で（８月下旬から９月上旬）が旬で地元のニュースでも取り上げられ、県外からも食べに来られく方も多く居るくらいのこの時期にしか味わえない逸品で実は高知の隠れた名物だったりします。
さらに、新子とは水揚げされる現地に行って食べないと新子の傷みが非常に早いんですよね。
なので、漁師さんでも「朝獲れた新子は昼までには食べるように」と言うくらい傷みが早い新子
なんです。
新子を食べる際は現地まで行って食べる事をおススメしますよ。
高知で新子を食べるなら
高知の隠れた名物の新子をどこで食べるかと言うと高知県内なら須崎市や中土佐町にある「久礼大正町市場」が一番有名です。
中土佐町久礼の大正町市場では漁をし水揚げされた新子をその場で捌いてくれ食べる事が出来ます。
なので、中土佐町久礼の大正町市場に行ってきましたよ。
午前９時半くらいに大正町市場に到着！！
ちょっと早く来すぎたかな～人はまばらですが、日によると午前9時でも行列が出来てたりしますので早めに行く事をおススメします。
市場内ではすでに並んでる人や予約？してる人もいましたが、大正町市場の人に聞けば「新子はその日に獲れたものしか物しか提供ができないのでその日の漁によって本数に大きな差がある」
行ったからと言って必ずしも食べれるとは限らないようです。
なので、予約のお願いをしても極端に漁が少ないと提供できない時があるとか・・・
まさにちょっとしたギャンブル！？
しばらく待ってまたお店の方にお話を伺うとこの日は漁が少ないけど40本くらいは来るみたいだから取っておこうか？と言ってくれ予約をさせていただきました！ラッキー♪
午前１０時半くらいには船が戻るからそれくらいにまたお店に来てくれたら提供してくれるとの事。
そして、時間になりお店に行き水揚げされたばかりの「新子」捌いていただきました。
お世話になった鮮魚店のおばちゃんの話では、新子は傷みが早いので持ち帰りより、是非水揚げされたばかりの新鮮な新子を食べて！絶対美味しいから！
持ち帰るだけで鮮度はどんどん落ちるから食べるなら捌いてあげるからここで食べて！と、親切に対応してくれて嬉しかったな～♪
現地のお店の方が言うくらいだから相当新子の痛みは早いんでしょうね。
手際よく、新子を刺身にしてくれました！
新子の刺身にぶしゅかんの皮を削ってぶしゅかんを絞ってくれてました！
切り身を見たらわかる！これは傷みが早いね。
ぶしゅかんのさっぱり感がこの季節に合う。
早速いただきましたが、弾力もありムチムチした触感ですね。
ハマチのように新鮮でコリコリした感じとは違ってもっちりした歯ごたえです。
これが美味しいんですよ。
さらに、水揚げされた直後の新子なのでここ「大正町市場」でしか味わえない新子ですね。
知り合いの高知市内の居酒屋さんの料理人や市場関係の人でさえも「新子は久礼にいって食べた方がいい！」と言うくらいですからね。
そりゃ絶品ですよ！
新子は傷みも早いので、なるべく持ち帰りはせずにその場で食べる事をおススメします！
土曜日、日曜日は大変混雑しますので平日が狙い目ですよ。
うつぼの唐揚げ
おまけ～～新子を待っている間に須崎市と言えばウツボ！
で、ウツボの唐揚げも食べてきました！
あの化け物みたいな姿をした「ウツボ」ですが高知県では普通に唐揚げなどにして食べます。
これがまた美味しいんですよね。高知のもう一つの逸品ですよ。
ところ天
大正町市場からちょっと離れた所にはところ天を食べれるお店もあります。
この日は暑かったので冷たいところ天が喉越しもよく美味しいですね。
冷え冷えのところてんをかきこむ！
これもまた、久礼大正町市場に行った際の楽しみのひとつですね。
大正町市場は年間を通して海産物などが食べれたり美味しい魚が水揚げされたり、市場内でも美味しいお魚料理が食べれるお店や、お惣菜屋さん等もあります、小さな市場ですが行ってみると楽しい大正町市場です。
市場周辺でもお店があるので食べ歩きや各店舗の店内でも飲食ができますよ。
近くには海もあり何か買って海を見ながら食べるのもいいと思います。
今回、食べに行った「新子（しんこ）」は現地に行って水揚げされた直後の物を食べると格別の美味しさですよ！！
店舗情報
名称： 久礼大正町市場
所在地： 高知県高岡郡中土佐町 久礼6372-1
電話：0889-59-1369
