香川県善通寺市にある「総本山善通寺」に行ってきました。
総本山善通寺は、弘法大師空海の御誕生所として知られる、香川県を代表する歴史ある寺院です。
境内には、高さ約43mの大きな五重塔をはじめ、本堂にあたる金堂、弘法大師空海ゆかりの御影堂など、見どころがたくさんあります。
そして、今回の参拝で私が特に楽しみにしていたのが、御影堂の地下にある「戒壇めぐり」です。
「真っ暗です」と書かれた案内を見て、本当に真っ暗なのか半信半疑で入ってみたのですが……。
実際に入ってみると、本当に何も見えない真っ暗闇!
左手を壁に添えながら、暗闇の中を進んでいくという、とても印象に残る体験でした。
さらに、四国八十八ヶ所霊場を一度に巡拝できる「お砂踏み」も体験。
今回は、私が実際に総本山善通寺を訪れて感じたことや、境内の見どころ、戒壇めぐり、お砂踏み、御朱印などを中心に、善通寺の魅力を紹介します。
総本山善通寺は、弘法大師空海の御誕生所として知られるだけでなく、歴史的な建造物や仏像、そして実際に体験できる「戒壇めぐり」や「お砂踏み」など、さまざまな魅力があります。
この記事では、私自身が実際に参拝して感じたことを交えながら、総本山善通寺の魅力を紹介します。
- 弘法大師空海の御誕生所として知られる「総本山善通寺」
- 高さ約43mの迫力ある「五重塔」
- 本尊・薬師如来坐像を安置する「金堂」
- 弘法大師空海ゆかりの「御影堂」
- 約100mの暗闇を進む「戒壇めぐり」
- 四国八十八ヶ所を一度に巡拝できる「お砂踏み道場」
- 貴重な文化財を見学できる「宝物館」
- 四国遍路や御朱印に興味がある方にもおすすめ
- 350台収容の参拝者駐車場を完備
総本山善通寺とは?弘法大師空海御誕生所の名刹
総本山善通寺は、香川県善通寺市にある真言宗善通寺派の総本山です。
弘法大師空海の御誕生所として知られ、四国八十八ヶ所霊場の第75番札所でもあります。
善通寺の境内は、大きく「東院」と「西院」に分かれています。
東院には、金堂や五重塔などがあり、西院には弘法大師空海ゆかりの御影堂があります。
善通寺は、京都の東寺、和歌山の高野山とともに「弘法大師三大霊跡」の一つとしても知られています。
弘法大師空海の生誕地を訪ねることができるだけでなく、歴史ある建築物や仏像を拝観したり、戒壇めぐりやお砂踏みを体験したりできるため、四国遍路や御朱印巡りが好きな方はもちろん、香川県の観光スポットを探している方にもおすすめです。
総本山 善通寺 基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 第75番札所 総本山 善通寺 |
| 住所 | 香川県善通寺市善通寺町3-3-1 ▶ Googleマップで善通寺の場所を確認 |
| 電話番号 | 0877-62-0111 |
| 宗派 | 真言宗善通寺派 |
| 参拝 | 境内自由 |
| 駐車場・料金 | 参拝者用駐車場あり・約350台・普通車300円 |
| 戒壇めぐり・宝物館 | 有料 |
| 御朱印・納経 | 納経所にて受付 |
| 公式サイト | 善通寺 公式ホームページ |
※料金・営業時間・施設の利用時間などは変更される場合があります。参拝前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
総本山 善通寺 アクセス・駐車場
【車でアクセスする場合】
車で総本山善通寺へ向かう場合は、高松自動車道「善通寺IC」から約10分が目安です。
香川県内から車で訪れる場合は高速道路からのアクセスも良く、善通寺周辺の観光とあわせて訪れやすい場所です。
【参拝者用駐車場があります】
総本山善通寺には、境内西側に参拝者用駐車場があります。
最大350台収容できる比較的大きな駐車場なので、車で参拝する方にも便利です。
- 普通車:300円
- マイクロバス・大型バス:1,000円
- 利用時間:8:00~18:00
宿坊を利用する方には専用駐車場も用意されています。
【JR善通寺駅からアクセスする場合】
JR善通寺駅から総本山善通寺までは、徒歩やタクシー、市民バスなどでアクセスできます。
- 徒歩:約20分
- タクシー:約3分
- 市民バス:約8分
市民バスを利用する場合は「郷土館前」で下車し、そこから徒歩約3分です。
総本山善通寺を実際に参拝!南大門から境内へ
今回は、総本山善通寺の南側にある「南大門」から境内に入り、東院を巡った後、西院へ向かうルートで参拝しました。
有料ではありますが、参拝者用の大きな駐車場も完備されています。
以前から一度訪れてみたいと思っていた総本山善通寺。
今回は前日に急に「明日、善通寺に行ってみよう」と思い立って訪れました。
これも何かのご縁なのかもしれませんね。

こちらが総本山善通寺の南側に位置する「南大門」です。
南大門を入ると「五重塔」高さが約43メートルの五重塔は、国内の木造塔として3番目の高さがあり、創建以来いくたびかの倒壊、焼失により再建を繰り返し、明治35年(1902)に完成した現在の五重塔は、4代目となるようです。
高さ約43m!総本山善通寺の五重塔は必見
総本山善通寺の境内で、ひときわ目を引く建物が「五重塔」です。

高さは約43mもあり、境内を歩いていると、その大きさと存在感に圧倒されます。
現在の五重塔は明治35年(1902年)に完成したもので、創建以来、倒壊や焼失などを経て再建を繰り返してきた4代目の五重塔とされています。

善通寺の境内を歩いていると、どこからでも五重塔が目に入り、総本山善通寺のシンボル的な存在になっています。
善通寺を訪れたら、ぜひ近くまで行って、その大きさを実際に感じてみてください。
本堂「金堂」と大きな薬師如来坐像
善通寺の本堂である金堂です。
本堂の中には、ご本尊である大きな「薬師如来坐像」が鎮座します。
拝観は自由で(午前7時~午後5時)の時間帯は中に入る事が出来ます。
中に入り「「薬師如来坐像」の存在感は素晴らしいですね。

金堂の中には、ご本尊である大きな「薬師如来坐像」が安置されています。
金堂の中に入ると、まず薬師如来坐像の存在感に驚きました。
私は薬師如来坐像を目にして、しばらくその場から動けませんでした。
感動と迫力。
そして、何とも言葉では表現しにくい、慈悲深く澄みきったような空気感。
本当に素晴らしいの一言です。
神社仏閣を巡っていると、建物や景色に感動することはありますが、善通寺の金堂では、また違った感覚を覚えました。
訪れる人によって感じ方は違うと思いますが、私にとって薬師如来坐像は、善通寺を訪れた中でも特に心に残った存在です。
なお、寺院内の仏像やご本尊は、場所によって写真撮影が禁止されている場合があります。
参拝する際は、現地の案内表示や係員の指示を確認し、撮影禁止の場所ではカメラやスマートフォンを使用しないようにしましょう。
東院から西院へ!仁王門を通って御影堂へ

金堂や五重塔がある東院を巡った後は、西院へ向かいます。
しばらく歩くと、西院の入り口となる「仁王門」が見えてきます。

仁王門を通り西院に入ります。
廻廊を歩き「御影堂(みえどう)」に向かいます。
御影堂とは?弘法大師空海御誕生所の「誕生院」

西院には「誕生院」があり、その中心となる建物が「御影堂(みえどう)」です。
御影堂は、弘法大師空海が生まれた佐伯家の邸宅跡に建てられたとされる、総本山善通寺を代表する場所のひとつです。
「御影」とは、一般的には祖師などのお姿を表す言葉です。
そして、この御影堂の地下には、総本山善通寺を訪れたらぜひ体験してほしい「戒壇めぐり」があります。
善通寺の戒壇めぐりを実際に体験!本当に真っ暗だった

私が総本山善通寺を訪れた際、特に体験してみたいと思っていたのが「戒壇めぐり」です。
御影堂の地下には約100mの通路をめぐる「戒壇めぐり」があります。
案内には「真っ暗です」と書かれていました。
正直なところ、最初は「本当に真っ暗なのかな?」と思っていました。
今の時代ですから、足元くらいは少し照らされているのでは?なんて思いながら入ってみることにしました。
そして、戒壇めぐりの入り口から階段を下りて進んでいくと……。
「ほんとに真っ暗です!!!」
目を開けているのに何も見えません。
ホントに真っ暗闇です。
約100mの通路をどうやって進むのかというと、真っ暗闇の中で左手を壁に添え、その壁を頼りに進んでいきます。
何も見えない暗闇の中で、左手に触れる壁だけが、前へ進むための道しるべです。
右を見ても左を見ても、上を見ても下を見ても、前を見ても後ろを見ても、何も見えません。
しばらく進むと、左手に伝わってくる壁の曲がりを感じます。
右へ、左へと通路を進んでいきます。
私が体験した際は、通路を進む時間は体感で5分ほどだったと思いますが、もう真っ暗なので時間の感覚さえ失います。
そして、しばらくすると前方に小さな灯りが見え始めました。
あの時の安堵感は、今でも忘れられません。
真っ暗闇の中から見え始めた一筋の灯り。
その瞬間、安心感とともに自然と笑顔がこぼれました。
灯りがある場所は、弘法大師空海の母・玉寄御前のお部屋があったとされる場所で、中央には大日如来像が安置されています。
ここでは、お大師様のお言葉を聞くこともできます。
「ご縁」という言葉を改めて考えさせられるような、慈悲深いお言葉でした。
なぜ戒壇めぐりの通路が真っ暗なのかというと、暗闇の中を進みながら自己を見つめ直す精神修養の道場とされているためです。
私が実際に体験して感じたことは、
「どれだけ真っ暗闇でも、希望を捨てず、諦めずに進めば、そこには必ず灯りが見えてくる」ということでした。
もちろん、これは私自身が戒壇めぐりを体験して感じたことです。
でも、戒壇めぐりを終えた後は、何とも言えない清々しい気持ちになりました。
総本山善通寺を訪れる機会があれば、ぜひ一度体験してみてほしい場所です。
➤善通寺×こんぴらさん御朱印巡り|弘法大師空海1250年記念コラボ御朱印
戒壇めぐりの後は宝物館へ
戒壇めぐりを終えた後は、宝物館も見学しました。
館内には貴重な書物や仏像などが展示されています。
写真撮影が禁止されている場所もあるため、今回は写真を撮影していません。
神社仏閣や歴史、文化財に興味がある方は、戒壇めぐりとあわせて見学してみるのもおすすめです。
四国八十八ヶ所を一度に巡る「お砂踏み道場」
御影堂で戒壇めぐりを体験した後は、「遍照閣」に向かいました。
ここでは、四国八十八ヶ所を一度に巡拝できる「お砂踏み」を体験することができます。

遍照閣1階エントランス正面には、釈迦如来坐像と中村晋也作の十大弟子立像が祀られています。
その奥には、四国八十八ヶ所霊場の各ご本尊が祀られています。
各寺院のご本尊の足元には、それぞれの寺院の砂が敷かれています。
この砂を踏みながら各ご本尊に礼拝することで、四国八十八ヶ所霊場を巡拝する「お砂踏み」を体験できます。
四国八十八ヶ所霊場を実際にすべて歩いて巡るのは、時間や体力など、さまざまな事情から簡単なことではありません。
お砂踏み道場は、そんな方でも四国八十八ヶ所霊場を巡拝できるように考えられたものとされています。
お砂踏みを実際に体験してみました
お砂踏み道場では、受付で料金を支払い、各寺院のご本尊様に礼拝していきます。
私が訪れた当時は、受付で500円を支払い、100枚の5円玉をいただいて、一つひとつ礼拝していきました。
各寺院のご本尊様を見ていくと、それぞれ違った表情があり、八十八ヶ所を巡っているような気持ちになります。
お砂踏み道場があるのは、さまざまな事情で四国八十八ヶ所を実際に巡拝できない人のために考えられたものとされています。
砂は緋毛氈(ひもうせん)の下に敷かれているため、直接砂を足で感じるわけではありません。
それでも、道場内の空気感や、ずらりと並ぶご本尊様の存在感はとても素晴らしいものでした。
八十八ヶ所すべてを礼拝するのも、実際にやってみるとなかなか大変です。
実際に四国八十八ヶ所を歩いて修行した弘法大師空海、そして現在もお遍路を続けている方々には、改めて頭が下がる思いです。
私は「戒壇めぐり」と「お砂踏み」の両方を体験しましたが、どちらも普段の観光ではなかなかできない、とても貴重な経験になりました。
お砂踏みを終えると、証明書をいただくこともできます。

総本山善通寺を訪れた記念にもなりますね。
四国八十八ヶ所を巡るお遍路に興味がある方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
→ 四国八十八ヶ所第71番札所「弥谷寺」と七ヶ所参りについて詳しく紹介しています。
総本山善通寺の御朱印・納経

善通寺の境内を巡った後は、最後に御朱印をいただきに向かいました。
私は当時、お遍路をしているわけではなかったため、御朱印帳を持っていませんでした。
そのため、その場で御朱印帳に書いていただくのではなく、書置きの御朱印をいただきました。
私がいただいた書置きの御朱印は、A4サイズ2枚分ほどの大きさでした。
せっかくいただいた御朱印なので、額に入れて大切に飾ろうと思います。
御朱印や納経については、受付時間や対応方法が変更される場合がありますので、参拝当日に現地で確認することをおすすめします。
総本山善通寺の参拝にかかる所要時間
総本山善通寺の境内は広く、見どころも多いため、どこまで見るかによって必要な時間が変わります。
五重塔や金堂など、境内の主要な見どころを中心に参拝するだけなら短時間でも楽しめます。
一方で、戒壇めぐりや宝物館、お砂踏み道場までじっくり楽しむ場合は、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。
私なら、総本山善通寺をゆっくり楽しむ場合は1時間30分~2時間程度を目安に計画します。
特に戒壇めぐりやお砂踏みを体験したい方は、受付時間を確認したうえで、余裕のあるスケジュールを組んでおくと安心です。
総本山善通寺はこんな人におすすめ
- 弘法大師空海ゆかりの場所を訪れてみたい人
- 四国八十八ヶ所霊場を巡礼している人
- お遍路に興味がある人
- 戒壇めぐりを体験してみたい人
- 歴史ある寺院や仏像が好きな人
- 御朱印や納経を集めている人
- 香川県の観光スポットを探している人
- 善通寺市周辺を観光したい人
総本山善通寺 よくある質問(Q&A)
Q1.総本山善通寺の境内に入るのに料金はかかりますか?
境内の参拝は無料です。ただし、戒壇めぐり・宝物館など一部施設は有料です。
2026年7月時点では、戒壇めぐり・宝物館のセット拝観料は大人700円、小人300円です。
Q2.戒壇めぐりは本当に真っ暗ですか?
はい。私が実際に体験した際も、目を開けていても何も見えないほどの暗闇でした。
左手を壁に添えながら進むため、普段とは違う感覚を体験できます。
Q3.善通寺に駐車場はありますか?
はい。境内西側に参拝者用駐車場があり、最大350台収容できます。普通車の駐車料金は300円です。
Q4.お砂踏み道場では四国八十八ヶ所を巡ることができますか?
はい。四国八十八ヶ所霊場の各ご本尊が祀られており、各寺院の砂を踏みながら礼拝することで、八十八ヶ所を巡拝する「お砂踏み」を体験できます。
Q5.善通寺の参拝にはどれくらい時間が必要ですか?
境内の主要な見どころだけなら短時間でも巡れますが、戒壇めぐり・宝物館・お砂踏み道場まで楽しむ場合は、1時間30分~2時間程度を目安に、余裕を持って計画するのがおすすめです。
まとめ|総本山善通寺は「見る・感じる・体験する」ことができる寺院
今回は、香川県善通寺市にある「総本山善通寺」を訪れました。
弘法大師空海の御誕生所として知られる総本山善通寺には、五重塔や金堂、御影堂など、たくさんの見どころがあります。
なかでも、御影堂の地下にある「戒壇めぐり」は、私自身が実際に体験して特に印象に残った場所です。真っ暗闇の中を進み、やがて見えてくる一筋の灯り。
その体験を通して、私は「どんなに暗い場所でも、諦めずに進めばいつか灯りが見えてくる」ということを感じました。
また、お砂踏み道場では四国八十八ヶ所霊場を一度に巡拝することができ、四国遍路に興味がある方にもおすすめです。
香川県を観光する際や、四国八十八ヶ所を巡る旅の途中に、ぜひ総本山善通寺を訪れてみてはいかがでしょうか。
きっと、あなたにとっても心に残る参拝になると思います。
次の記事はこちら おすすめスポットを紹介
・香川・七ヶ所参り お遍路 完全ガイド|御朱印・巡る順番・所要時間・モデルコース
・【こんぴらさん(金刀比羅宮)完全ガイド】785段の石段・所要時間・駐車場・見どころ・食べ歩きまで紹介
・乃木館(善通寺駐屯地資料館)見学レポ!戦車・ヘリコプター展示と乃木希典ゆかりの歴史
・【乃木うどん】善通寺市「大川製麺所」の名物うどんを実食!










