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ラクティスのタイヤ片減り対策!フロントキャンバー調整とDIYアライメントの方法

ラクティスのフロントタイヤ、外側や内側だけが妙に減っていませんか?
私のラクティスも以前、フロントタイヤの外側ばかりが減ってしまう片減りに悩まされていました。
そこで対策としてキャンバーボルトを使い、フロントに少しネガティブキャンバーを付けてみることに。

すると、狙った通り外側だけが減る片減りは改善しました。
ところが、しばらく走ってタイヤを確認してみると、今度は「内側の減りが早くなっている……」。
キャンバーを付ければすべて解決、というわけではなかったんですね。

さらに、普段の街乗りだけではなく雪道を走ることも考えると、キャンバーを付けすぎてタイヤの接地状態が変わるのも気になります。
そこで今回は、以前よりもキャンバーを少し起こす方向へ再調整。
そして、キャンバーを変更した後はトーも確認して、水糸を使ったDIYアライメントまで行いました。

この記事では、ラクティスの実車を使って、タイヤの片減りをきっかけにキャンバーを調整した方法から、調整後のアライメント、さらに一般道・峠道・雪道で実際に走ってみた感想まで紹介します。

「ラクティスのタイヤが片減りしている」
「外側が減るのでキャンバーを調整してみたい」
「キャンバーを変更した後、アライメントは必要?」

そんな方の参考になればと思います。

ラクティスのタイヤ片減り対策でキャンバーを再調整

ラクティスのタイヤ片減りを解消 キャンバー調整とアライメントの手順を解説

まず、今回なぜキャンバーを再調整することになったのか。
話は以前のキャンバー調整から始まります。

私のラクティスは以前、フロントタイヤの外側がやたらと減っていました。
タイヤの外側だけがどんどん減っていくので、このままではタイヤを最後まで使い切る前に交換することになってしまいます。

そこで、以前にキャンバーボルトを使ってフロントにキャンバーを付けました。
狙いとしては、タイヤの外側だけに負担が集中しないようにして、摩耗をできるだけ均等にすること。

実際に走ってしばらく様子を見てみると、狙った通り外側だけが減る片減りは解消できました。
「これはうまくいったな」と思っていたのですが……。
ある程度走ったところで、今度はタイヤの内側を確認してみると、こちらの減りが早くなってきました。

どうやら今度はキャンバーを付けすぎたようです。
タイヤのグレードが以前より下がったことで、単純にタイヤの性能差から「曲がらない」と感じている可能性もあります。
ただ、それとは別にキャンバーが付きすぎてタイヤの接地状態が変わっていることも考えられます。

また、ラクティスでは雪道を走ることもあります。
雪道ではスタッドレスタイヤの性能をしっかり使いたいので、極端にキャンバーを付けるよりも、タイヤをできるだけ自然な状態で接地させた方が良いのではないかと考えました。
そこで今回は、以前のキャンバーより少し起こすことにしました。

そもそもキャンバーとは?

キャンバーとは、車を正面から見たときのタイヤの傾きのことです。

タイヤの上側が車体の内側へ傾いている状態を「ネガティブキャンバー」、反対に外側へ傾いている状態を「ポジティブキャンバー」と呼びます。
いわゆる「ハの字」になっている状態がネガティブキャンバーです。
ネガティブキャンバーは、コーナリング時のタイヤの接地状態に影響するため、スポーツ走行などではセッティングの一つとして利用されます。

ただし、キャンバーは付ければ付けるほど良いというものではありません。
キャンバーを大きくすると、直進時のタイヤの接地状態が変わり、場合によってはタイヤの内側や外側の摩耗が進むことがあります。

今回のラクティスも、まさにそれを実際に経験しました。
最初は外側の片減り対策としてキャンバーを付けたところ、今度は内側の摩耗が早くなったわけです。

そのため、普段使いの車では「どれだけキャンバーを付けるか」よりも、「タイヤをどういう状態で使いたいのか」を考えて調整することが大切だと思います。

ラクティスのキャンバー調整・アライメントの基本情報

対象はトヨタ・ラクティスの120系など。
今回行うのは、フロントキャンバーの調整と、キャンバー変更後のトー確認です。

キャンバー調整にはキャンバーボルトを使用し、測定には水糸とメジャーを使います。
作業自体はDIYで行えますが、足回りのボルトを緩める作業になるため、決して簡単な作業ではありません。
特に車体を持ち上げた状態で車の下へ入る場合などは、安全設備を含めて十分な準備が必要です。

【基本情報】

項目内容
対象車種トヨタ・ラクティス(120系など)
主な症状フロントタイヤの片減り
作業内容フロントキャンバー調整・トー確認/調整、DIYアライメント測定
使用部品キャンバーボルト(偏芯ボルト)
必要工具トルクレンチ、水糸、メジャー、ジャッキ、ウマ
作業難易度★★★★☆(足回り知識が必要)
重要ポイントキャンバー調整後はトーも確認する

1G状態でラクティスのフロントキャンバーを測定

キャンバーを調整する前に、まず現在の状態を測定します。

ここで大事なのが、車をジャッキアップしていない状態で測定することです。
車をジャッキアップするとサスペンションが伸びるため、普段走っている状態とは足回りの位置関係が変わってしまいます。

今回測定したいのは、実際に車が地面に接地している1G状態。
つまり、普段走っているときに近い状態です。
そのため、今回は車をジャッキアップせず、そのままの状態で測定します。

ラクティスのタイヤ片減りを解消 キャンバー調整とアライメントの手順を解説

タイヤの中心に水糸を垂らす

測定方法はそれほど難しくありません。
タイヤのセンター付近に水糸が来るように、長い棒などをフェンダーへテープで固定して、そこから水糸を垂らします。

重要なのは、水糸をできるだけ正確に垂直にすることです。
水糸が斜めになっていると、それだけ測定誤差が大きくなります。
できれば左右とも同じ方法、同じ位置で測定して、条件を揃えるようにします。

水糸とホイールの距離を測る

水糸をセットしたら、ホイールの上側と下側から水糸までの距離をそれぞれ測ります。
ネガティブキャンバーが付いている場合、ホイール上側と下側で水糸までの距離に差が出ます。

今回のラクティスも、目視で見てもそれなりにキャンバーが付いている状態でした。

ラクティスのタイヤ片減りを解消!キャンバー調整とアライメントの手順を解説

この差を確認することで、現在どれくらいタイヤが寝ているのかを比較できます。
DIYの場合、測定そのものの絶対精度には限界があります。
そのため、同じ条件で左右を測定したり、調整前と調整後を比較したりすることが大切です。

キャンバーを付けすぎるとタイヤの内側が減ることも

今回の測定で改めて確認できたのが、キャンバーを付けすぎることのデメリットです。

以前は外側の片減りを解消するためにキャンバーを付けました。
その結果、外側の摩耗は改善。しかし、今度は内側の減りが早くなってきました。

ラクティスのタイヤ片減り対策 フロントキャンバー調整方法

これは「キャンバーを付けたから失敗」ということではありません。
タイヤの外側だけが減っていた以前の状態と比べれば、目的の一つは達成できています。
ただ、今度は少しキャンバーを起こした方が、現在のタイヤや走行条件には合っていると判断しました。

タイヤは走り方や銘柄、空気圧、アライメントなどによっても摩耗状態が変わります。
なので、キャンバー角の数字だけを見て調整するのではなく、実際のタイヤの減り方を確認しながら調整するのが良いと思います。

キャンバーボルトを使ってフロントキャンバーを調整

ラクティスの純正状態では、一般的なDIY作業として自由にキャンバーを調整できる構造ではありません。

そこで使用するのがキャンバーボルトです。
キャンバーボルトは偏芯した構造になっていて、ボルトを回すことでナックルとショックの取り付け位置を微調整できます。

今回のラクティスには、以前からキャンバーボルトを取り付けてあります。
そのため、今回は新しく取り付けるのではなく、取り付け済みのキャンバーボルトを使ってキャンバーを起こしていきます。

ラクティスのタイヤ片減り対策 フロントキャンバー調整方法

そもそも「キャンバーボルトってどうやって取り付けるの?」という方は、以前実際にラクティスへキャンバーボルトを取り付けたときの記事で、取り付け方法や作業の様子を詳しく紹介しています。

キャンバーボルトをこれから取り付けたい方や、ラクティスのキャンバー調整をDIYでやってみたい方はこちらも参考にしてみてください。

ラクティスにキャンバーボルトを取り付け!フロントキャンバー調整とアライメントをDIYでやってみた

ナックルとショックの取り付け部を緩める

ここからが少し大変です。

今回の作業では、車をジャッキアップさせない1G状態を保ったまま、ナックルとショックの付け根にあるボルトを緩めます。
工具が入るので、そのまま作業することができます。

上下のボルトを緩めたら、上側のボルトがキャンバーボルトになっているので、偏芯部分を回してキャンバーを調整します。
ただし、ここは足回りの重要な締結部です。

作業する場合は、車両側の整備情報やキャンバーボルトのメーカー指定事項、締め付けトルクなどを必ず確認してください。

少しずつ調整してキャンバーを起こす

今回の目的は、以前よりもキャンバーを起こすこと。

いきなり大きく動かすのではなく、少し調整しては測定。
また調整しては測定。これを繰り返します。
一人で作業すると、これが結構大変です。

車の下にもぐってボルトを調整。
車から出て測定。

また車の下にもぐって調整。
そしてまた測定……。

2人いれば、一人が調整してもう一人が測定できるのでかなり楽だと思います。

今回は以前のキャンバーから、だいたい半分くらいの位置までキャンバーを起こしました。
これで以前よりタイヤの接地状態は自然な方向へ戻るはず。
あとは実際に走って、タイヤの減り方と走行フィールを見ながら必要なら微調整していきます。

キャンバー調整後はアライメントを必ず確認

キャンバー調整が終わったら、それで終了……ではありません。

ここが今回の作業でかなり重要なポイントです。
キャンバーを変更すると、サスペンションの位置関係が変わるため、トーにも影響が出る可能性があります。

そのため、キャンバー調整をした後はトーも確認します。
タイヤの片減り対策が目的なら、キャンバーだけではなくトーも含めて確認することが大切です。

水糸を使ってDIYアライメントを測定

私はサーキット走行なども楽しんでいるので、アライメント測定も自分で行っています。
今回も水糸を使って確認します。

ラクティスのタイヤ片減りを解消 アライメントの手順を解説

水糸を使った方法で大切なのは、単純に車の横へ糸を張るだけではないということ。

基準となる位置をきちんと決めて、左右で同じ条件になるように測定する必要があります。
糸が斜めになっていたり、車両に対して基準がずれていたりすると、その後の測定値もずれてしまいます。

DIYで行う場合は、測定方法そのものを毎回できるだけ同じにすることが重要です。
私の水糸を使ったアライメント測定方法については、以前の記事でも詳しく紹介しています。

※ アライメント調整や測定のやり方など詳しく解説しています。
【ラクティスのタイヤ片減りを解消!キャンバーボルト取り付けとアライメント調整】

トーはタイロッドで微調整

トーの調整はタイロッド側で行います。

ラクティスのタイヤ片減りを解消 アライメント調整 タイロッドを調整

タイロッドを調整するとタイヤの向きが変わるため、少し動かしただけでもトーが変化します。
そのため、一度に大きく調整するのではなく、測定しながら少しずつ調整していきます。

ここも一人でやると、測定と調整の繰り返しになるので結構大変です(笑)
また、タイロッドをどちらへ回すとトーイン・トーアウトになるかは、車両の構造や左右のねじ方向などを確認して判断してください。

「右に回せば必ずこうなる」という覚え方ではなく、実車の構造を確認しながら作業するのがおすすめです。
最終的には左右の状態を確認して、狙ったトーになるように調整します。

キャンバー調整後のラクティスを実際に走ってみた

ここまで調整したら、あとは実際に走ってみます。
DIYで足回りを調整すると、数値だけでは分からない変化もあります。
今回はキャンバーを起こしたことで、一般道や峠道、さらに雪道でどのように変わるのかを確認しました。

一般道ではフロントの動きが良くなった

まず感じたのが、フロントの動きです。
明らかにフロントが良く動くようになりました。

以前よりも曲がりやすく、ブレーキをかけたときの感覚も良くなったように感じます。
特に「アンダーステアが弱くなった」という感覚がありました。

もちろん、これは今回のラクティスで実際に走って感じた個人的なインプレッションです。
車両状態やタイヤ、空気圧、アライメントなどが違えば、同じような結果になるとは限りません。
それでも、以前からサーキット走行などをしていることもあり、ハンドリングの変化は比較的分かりやすかったです。

峠道ではフロントの入りがスムーズに

一番分かりやすかったのが峠道でした。
フロントがコーナーへ入りやすくなったことで、以前よりスムーズに曲がれるようになった感じがあります。

普段の街乗りだけなら、そこまで神経質にセッティングする必要はないと思います。
でも、車をいじっていると、この微妙な違いが面白いんですよね(笑)

キャンバーを少し変えただけでも、実際に走ってみると「おっ、変わったな」と感じられる。
こういうところが車いじりの楽しいところです。

ラクティスのタイヤ片減りを解消 雪道でも問題ない

雪道でスタッドレスタイヤの接地感を確認

そして、今回キャンバーを起こした理由の一つだった雪道です。

以前のようにキャンバーを多めにつけた状態では、雪道を走っているときに「あれ?ちょっと裏切られそう」という感覚になることがありました。

そこで今回、キャンバーを起こした状態でスタッドレスタイヤを履いて雪道を走ってみました。
すると、しっかりスタッドレスタイヤが効いている感じがあります。
曲がるし、止まる。

もちろん雪道なので無理はできませんが、以前よりタイヤが路面をつかんでいるような安心感がありました。ただし、雪道でのタイヤ性能はキャンバーだけで決まるものではありません。
スタッドレスタイヤの銘柄や摩耗状態、空気圧、雪質、路面温度、速度など、さまざまな条件が関係します。なので「キャンバーを起こせば必ず雪道で性能が上がる」という話ではありません。

あくまで今回のラクティスでは、キャンバーを起こしたことで良い方向に変化した、という実走結果です。

ラクティスで雪道を走ることが多い方や、スタッドレスタイヤ選びで悩んでいる方は、こちらの関連記事も参考にしてみてください。

ラクティスで雪道を走るためのスタッドレスタイヤ・冬道関連記事はこちら

ラクティスのタイヤ片減りはキャンバーだけを見ないことが大切

今回の作業で改めて感じたのは、タイヤの片減りはキャンバーだけを見ていても解決できないということです。

最初は外側が減っていたのでキャンバーを付けました。
すると外側の摩耗は改善しましたが、今度は内側が減るようになりました。
つまり、キャンバーを調整するときは「どれくらい付けるか」だけではなく、「タイヤをどのように使いたいのか」を考える必要があります。

普段使いが中心なら、タイヤの寿命や直進安定性、雨の日や雪道での使い方まで考えて、極端なキャンバーを避ける方が良いでしょう。また、片減りの原因はキャンバーだけとは限りません。
トー、空気圧、タイヤの銘柄や摩耗状態、足回り部品の状態、走行条件なども関係します。

「タイヤの外側が減っているからキャンバーを付ける」という一方向の考え方ではなく、タイヤ全体の摩耗状態を見ながら原因を探すことが重要です。

「自分のラクティスのタイヤも片減りしているけど、どこを確認すればいいのか分からない」という方は、ラクティスのタイヤ関連の記事も合わせて読んでみてください。

ラクティスのタイヤ・ホイール関連記事はこちら

ラクティスのキャンバー調整でタイヤ片減りは解消できた?

今回の結果としては、以前の「外側ばかり減る」という状態はキャンバー調整によって改善しました。
しかし、キャンバーを付けすぎたことで今度は内側の摩耗が早くなったため、再調整することになりました。

今回キャンバーを起こしたことで、タイヤの接地状態も以前より自然な方向になったと思います。
そして実際に走ってみると、フロントの入りが良くなり、峠道でもスムーズに走れるようになりました。
雪道でもスタッドレスタイヤの接地感が良くなったように感じています。

あとは、この状態でしばらく走って、タイヤがどのように減っていくのかを確認していきます。
もしまた摩耗に偏りが出れば、その状態を見ながら微調整していく予定です。

DIYでキャンバー・アライメント調整するときの注意点

ここまでDIYでの調整方法を紹介してきましたが、キャンバーやアライメントは車の走行性能に関わる重要な部分です。

特にナックルやショック取り付け部のボルトは、足回りを固定している重要な部品です。
締め付け不足などがあれば重大なトラブルにつながる可能性があります。
また、車体の下へ入る場合は、ジャッキだけで車を支えた状態で作業するのは非常に危険です。

安全な支持方法を確保し、メーカー指定の締め付けトルクや使用部品のメーカー指定事項を確認してください。

水糸を使ったDIYアライメントも便利ではありますが、専用のアライメントテスターと同じ精度を保証するものではありません。

測定値に自信がない場合や、調整後に車が左右へ流れる、ハンドル位置がおかしい、タイヤの摩耗が急激に進むなどの症状が出た場合は、無理をせず専門の整備工場やアライメント設備のあるショップへ相談してください。

自分で作業する場合は、すべて自己責任でお願いします。

ラクティスのキャンバー調整についてよくある質問

Q. ラクティスのタイヤ外側だけが減る原因はキャンバーですか?
キャンバーが原因の一つになる可能性はありますが、キャンバーだけが原因とは限りません。
トー、空気圧、タイヤの状態、足回り部品、走行条件なども関係します。まずはタイヤのどの部分が減っているのかを確認し、アライメント全体をチェックするのがおすすめです。

Q. キャンバーを付ければタイヤの片減りは直りますか?
必ず直るわけではありません。
今回のラクティスでは、外側の片減り対策としてキャンバーを付けたことで外側の摩耗は改善しました。しかし、今度は内側の摩耗が早くなりました。この経験からも、キャンバーは「付ければ良い」というものではなく、タイヤの摩耗状態を見ながら調整することが大切だと分かります。

Q. キャンバーを調整したらアライメントも必要ですか?
キャンバーを変更した場合は、トーなども確認することをおすすめします。
キャンバー変更によってトーが変化する可能性があるため、キャンバーだけ合わせて終わりにするのではなく、アライメント全体を確認した方が安心です。

Q. 水糸だけでアライメント調整できますか?
水糸を使って測定することはできます。
ただし、専用のアライメントテスターと同じ精度を保証するものではありません。
DIYで行う場合は、基準線を正確に作り、左右の条件を揃えて測定することが重要です。

Q. キャンバーボルトはすべてのラクティスに取り付けできますか?
キャンバーボルトは商品によって適合車種や型式、サイズ、調整範囲などが異なります。
今回使用している商品もラクティスの特定型式向けなので、購入前に必ず自分の車の型式や年式、駆動方式と商品の適合情報を確認してください。

Q. DIYではなくショップに依頼した方がいいですか?
足回り作業に不安があるなら、ショップに依頼することをおすすめします。
特にキャンバーやトーはタイヤの摩耗だけではなく、車の走行安定性にも関係します。
専用のアライメントテスターを使えるショップなら、DIY測定よりも正確に車両の状態を確認できます。

まとめ|ラクティスのタイヤ片減りはキャンバーとトーをトータルで確認

今回は、ラクティスのフロントタイヤの片減り対策として、キャンバーボルトを使ってフロントキャンバーを再調整しました。

以前はフロントタイヤの外側が減っていたためキャンバーを付けましたが、その後は逆に内側の摩耗が早くなってきたため、今回はキャンバーを少し起こす方向へ変更。
タイヤの減り方を確認しながらセッティングを変えることで、できるだけタイヤを均等に使える状態を目指しました。

そして、キャンバーを調整した後はトーも確認。
水糸を使ったDIYアライメントで測定し、必要な調整を行いました。

実際に走ってみると、フロントの動きが良くなり、コーナーへ入りやすくなった印象があります。
特に峠道では、以前よりスムーズに走れるようになったのが分かりやすい変化でした。
さらに雪道でも、キャンバーを起こした状態でスタッドレスタイヤの接地感が良くなったように感じています。

今回の作業を通して改めて感じたのは、キャンバーは「付ければ付けるほど良い」というものではないということ。
外側が減るからキャンバーを付ける。
今度は内側が減ったから少し起こす。
そしてキャンバーを変更したらトーも確認する。

このように、タイヤの摩耗状態と車の使い方を見ながら、トータルでセッティングしていくことが大切だと思います。私のラクティスも、今回の状態でしばらく走りながら、またタイヤの減り方を確認してみます。

車いじりは、こうやって実際に走って、変化を感じて、また調整して……というのがやっぱり楽しいですね(笑)

ラクティスのタイヤ片減りで悩んでいる方は、まず自分のタイヤが「外側」「内側」のどちらから減っているのかを確認してみてください。そのうえでキャンバーだけではなく、トーや空気圧、タイヤの状態なども含めて原因を探していくと、より良い対策が見つかると思います。

※この記事を参考にして作業を行い、事故や車両のトラブルが発生した場合でも、当ブログでは責任を負いません。足回り作業に不安がある場合や、専用工具・測定機器がない場合は、無理をせず専門の整備工場へ依頼してください。