室戸市にある、四国霊場第25番札所の「津照寺」から見る風景が絶景らしい。
秋のおでかけシーズンになりドライブしながら行ってみました。
お寺から「町並みと海が見える」津照寺へいってみましょう。
弘法大師が海上安全や豊漁にご利益があるように願いを込めたご本尊があるお寺からの風景は海沿いにある町を見守る絶景の風景でした!
25番札所 津照寺
室戸市の室津にある小高い山に本堂がある四国霊場第25番札所の「津照寺」
山門は非常に綺麗でまるで神社の鳥居のようですがここはお寺です。w
写真中央にある階段を登り本堂に行くようです。
地元では津寺(つでら)と呼ばれ、高さ1mほどの本尊は楫取地蔵菩薩(かじとりじぞうぼさつ)
弘法大師が海上安全や豊漁にご利益があるようにと自ら刻んだものといわれ、今でも地元の漁師たちの信仰は厚く、本尊は「舵取り地蔵」と呼ばれ親しまれているそうです。
土佐藩初代藩主山内一豊公が船でこの地を通った時、にわかに風雨が強くなったため神仏に無事を祈ったところ、突然現れた異僧が船の楫をとり、無事港に入ることができたとあります。
後にこの異僧を追いかけたところ、津照寺の本堂に消えていき、傍らの本尊がびしょ濡れであったという逸話が残されています。
それ以来、この本尊は揖取地蔵とよばれ、多くの船人から信仰されるようになりました。お寺の大切な行事の時などにご開帳されると言う事です。
大師堂と急な階段
山門を通り境内に。
右手に「大師堂」があります。
そして、山門から正面には急な階段があり階段を登って本堂へと向かいます。
鐘桜門
本堂に向かう急な階段。
125段の石段を登った所に本堂があります。
まずは、この石段を振り向かずに登り切り本堂へ参詣に行きましょう。
「町と海がを見える風景」は参詣後のお楽しみで!
この石階段は急なので不安な方は真ん中にある手すりを持ちながら登り降りしてくださいね。
雨の日などは足元が滑ると思いますので特に気を付けてください。
125段の階段を登ると「鐘桜門」の下をくぐります。
色鮮やかで、お寺感がないくらいの色合いです。
鐘桜門をくぐり、右へ階段を登ると本堂があります。
この「鐘桜門」には入る事も出来ます。
登ってる時は気づかないかもしれませんが下ってくる時は入れるのがわかります。
「鐘桜門」の中には「鐘」があり鳴らす事も出来ますので参詣した帰りに鐘を鳴らすのもいいですよ♪
そして、鐘桜門から見る眺めが最高の景色なんです。
ですが、それは参詣した後のお楽しみです!w
本堂
125段の階段を登った所に「本堂」があります。
昔のお寺と言う感じではなく新しい造りの本堂ですね。
津照寺の本堂は昭和50年に建立されたようで、まだまだ新しいですね。
なので、造りも綺麗で霊場のお寺と言う雰囲気とはちょっと違った感じです。
ろうそく、お線香などは本堂の中に設置されていました。
本堂で参詣をしご挨拶。
そして、本堂がある所は階段を登って来た小さなお山。
本堂から見ると海が広がり素晴らしい景色です。
お遍路をしてる方とお話をしてて教えてもらったんですが、本堂の周りをグルっと回れるようになっていてそこが凄く涼しくて気持ちいいよ」と教えてくれました。
せっかくなので、本堂の周りを歩くと丁度本堂の裏辺りが冷たいくらい風が涼しい。
決して、イヤな寒気などではないですよ。
夏でも涼しいと、お遍路さんが本堂の裏で涼むらしいです。
色々な所でお話をするといろんな発見がありますね。
町と海の風景
本堂まで登って来た125段の階段を下ります。
上から見ると急な階段なのがよくわかります。
そして、「鐘桜門」に入ると格子状になった展望台的な感じになっています。
「鐘桜門」から見た風景がこちら!!
石階段からの眺めもいいですが、やっぱり高い所から見るのがいいですよね。
「鐘桜門」からの風景は登って来た階段と街並みが見えその先には太平洋が見渡せます。
まさに絶景です!!
ココ意外と人が来ないので写真撮るには良い場所ですが、階段などが急なので気を付けてくださいね。
海上安全や豊漁にご利益があるように!と、弘法大師がここに本尊を作り残したのもよくわかります。
室戸市は漁業が盛んで街を支える大切な仕事。
そして、その仕事場は大きな太平洋そこへ出る漁師たちが安全にそして大漁の願いを込めた事がこの風景を見ると納得できます。
とても素晴らしい「津照寺から見る町と海の風景」でした!!
今では名物になった室戸の金目鯛!
この海で採れた「金目鯛」が津照寺のすぐ近くのお店で食べれますよ♪
施設紹介
施設名: 四国霊場第25番札所 津照寺(しんしょうじ)
場所: 〒781-7102 高知県室戸市室津2652−イ
TEL: 0887-23-0025
営業時間: 午前8時から午後5時