高知市中心商店街の西、ひろめ市場の近くにある「高知大神宮」歴史ある神宮で、今ではバイク神社としても有名。
丁度、中心商店街からちょっと高知城より「ひろめ市場と高知城」の丁度中間にあるので観光の際に立ち寄れますし、お正月には多くの初もうで客でも賑わう「高知大神宮」に行ってみました。
「高知大神宮」の主祭神は、神宮内宮と同じ天照皇大神です。
相殿神には豊受大神、猿田彦大神を始め、次の大神等が祀られています。
高知大神宮

高知市観光でも大人気のひろめ市場。そんな、ひろめ市場正面入り口から西へ、高知城方面に行くと大きな鳥居がある所が「高知大神宮」です。
観光シーズンになると多くの方が高知城や中心商店街方面に行きし多くの方が参拝に訪れ、「高知大神宮」はバイク神社としても有名なようで、ツーリングをしてるバイカーの方も多く訪れているようです。
明治維新の政府方針、大教宣布御発布により神宮崇敬の組織化を促進し、高知は明治12年7月8日新たに社殿を建立して神宮御分霊を御奉斎し、高知県に於ける伊勢信仰の中心神社として崇敬され、今日に至っています。
高知大神宮の【 主 祭 神 】
天照皇大神( あまてらすすめおおかみ )最高貴神で神々を統べる皇室の御祖神です
ニワトリ

「高知に観光に行って、ひろめ市場も高知城も行ったけどそんな神社あった?」と思われるかもしれません。
ですが、この周辺を歩いた方なら気付いたかな?「ニワトリ」に。
なぜこんな街中に「ニワトリが?」
「コケコッコー」と鳴くニワトリが居るのが「高知大神宮」なんです。

一応、ニワトリ小屋もありますが数匹は常に放し飼い状態で「コケコッコー」と景気よく鳴いております!
けど、なんでニワトリ?神社の入り口に「狛犬」が居るのはよく見ますが、高知大神宮では「ニワトリ」が神社の入り口をお守りしています。

日本最古の文献である『古事記』にて、天照皇大神が天岩屋戸にお隠れになって世界が暗闇に包まれたときに、八百万の神(大勢の神々)が天照皇大神を呼び戻そうとした逸話があります。
その中に「常世長鳴鳥(とこよのながなきどり)を集へて鳴かしめて…」という場面があることから、現在では常世長鳴鳥の子孫と考えられるニワトリを天照皇大神の近くに侍らす神社が多く見られ、当宮も その1つです。
ニワトリの鳴き声は朝日を呼び出すものであり、その後も天照皇大神(太陽)に付随する象徴【御眷属】として扱われています。
不思議体験

人も少なく、ニワトリがご機嫌な時?wは参拝者の近くにニワトリがやってきます。
実はこのニワトリに行動に感謝する出来事がありました。
ある日私は、衝撃的な大きな出来事があり、気分的にかなりへこんでまして・・・大神宮に行き、「お願いです!大事にはならないように!」とお百度参りではないですけど、心のよりどころで良く高知大神宮へ参拝に行ってました。
すると、ある日「境内のニワトリが私に近寄ってきて私の周りをずっとついて回るんです。ですが、それが慰めてくれてるような、もう大丈夫だよ」と言ってくれてるように感じたんですよね。不思議と。
精神的に相当凹んでた時期でしたが、このニワトリが近寄って来て慰めてくれたその日に「朗報が届いたんです」もちろんタイミングだとは思いますが、なんかその時に神がかった何かと感謝の気持ちが込み上げて来た事がありました。
この気持ちは宮崎県高千穂に行った時に「天岩戸神社」へ参拝に行った時にも感じた感覚でした。
スピリチュアル的な話になりますが、不思議と「もう大丈夫なんだ」って気持ちにさせてくれたのが、今回は「高知大神宮とそこに居るニワトリ」でした。
そして、私が抱えていた悩みは専門家から奇跡と言われるほどの「最高の結果」でした!
なんか不思議な体験をした事を今でも覚えています。
境内

境内に入ると賑やかな街の音から離れ静かな境内。
周りにはビルが立ち並びますがここだけは静かで昔から変わらない雰囲気が心地いいです。
それ程大きな神社ではないですが、明治から続く由緒ある地元にに根付いた「高知大神宮」

高知大神宮の【 主 祭 神 】は、天照皇大神( あまてらすすめおおかみ )で、最高貴神で神々を統べる皇室の御祖神です。
天照大神とは、「日本の最高神」であり「太陽の神様」です。
高知大神宮は「高知にいながらにして、日本最高峰の神様(天照大神)にお参りできる場所」であり、地元では「土佐のお伊勢さん」として親しまれています。
天照大神とはどんな神様?
日本神話(古事記・日本書紀)において最も尊いとされる神様で、以下の3つの大きな役割を持っています。
- 太陽神: 太陽を神格化した存在です。彼女が光を照らすことで、世界に秩序と恵みがもたらされます。
- 高天原(たかまがはら)の支配者: 神々が住む天上界「高天原」を治めるリーダーです。
- 皇室の祖神(そしん): 天皇家の祖先にあたる神様です。現在の皇室も天照大神の血を引いているとされ、日本の総氏神(そううじがみ=すべての日本人の氏神様)として崇敬されています。
有名なエピソード:天岩戸(あまのいわと)
天照大神の偉大さを象徴する最も有名な神話です。
- 事件: 弟神であるスサノオの乱暴な振る舞いに心を痛めた天照大神は、怒って「天岩戸」という洞窟に引きこもり、入り口を岩で塞いでしまいました。
- 暗黒: 太陽神が隠れてしまったため、世界は真っ暗闇になり、災いが起こり始めました。
- 作戦: 困った他の神々は、岩戸の前で宴会を開き、アメノウズメという女神が賑やかに踊りました。
- 復活: 外の楽しそうな騒ぎが気になった天照大神が「何事か?」と岩を少し開けた瞬間、力自慢の神様(タヂカラオ)がこじ開けて彼女を外へ連れ出しました。
- 結果: 世界に再び光が戻りました。
ポイント: この神話は、日食や冬至(太陽の力が弱まり、再び強まること)を象徴しているとも言われています。
天岩戸神社に行った事があるますが、そこは静寂に包まれ空気感が全く違う場所で身が引き締まりる感覚と何かすごく緊張感のあるピリッとした空気感を今でも覚えています。
「神様っているんだ・・・」とさえ思わせてくれるくらい不思議な場所が「天岩戸神社」でした。
そんな、天照大神をお参りできるのが「土佐のお伊勢さん」として親しまれている「高知大神宮」なんです。
高知市中心部に観光などに来た際は是非お参りください。
よさいこ稲荷神社

高知大神宮の境内の中には「よさこい稲荷神社」もあります。
地元では「よさこい稲荷」として親しまれており、よさこい祭りの聖地とも言える場所で、毎年8月のよさこい祭り本番前には、多くの踊り子(チーム)がここで当選祈願や成功祈願を行います。
よさこい祭りで使われる「鳴子(なるこ)」を模したお守りや絵馬があり、ファンや踊り子にも人気のよさこい稲荷神社です。
民謡「よさこい節」の有名なフレーズに登場する僧侶・純信(じゅんしん)と、その恋人・お馬(おうま)の物語にゆかりがあります。
「土佐の高知の はりまや橋で 坊さんかんざし買うを見た」 この歌詞の元になった恋物語の舞台の一つとして、このお稲荷さんが信仰されています。
- 芸能上達・技芸上達: よさこい踊りや音楽、芸術に関わる人に特に人気です。
- 縁結び(恋愛成就): 純信とお馬の恋物語にちなみ、良縁を願う人が訪れます。
- 商売繁盛: お稲荷さんとしてのご利益もしっかりあります。
高知大神宮の施設詳細
名称: 高知大神宮 (土佐のお伊勢さん)
場所: 高知市帯屋町2丁目7-2(ひろめ市場、高知城の近く)
社務時間 : 午前9時 ~ 午後6時
参拝可能時間: 24時間
