四国最西端の先端にある小さな島「御籠島」
佐田岬観光のハイライトとも言えるこの場所は、かつて一般人が立ち入れなかった歴史を持つ特別な島で、かつては一般人が立ち入れない離島でしたが、現在は遊歩道が整備され徒歩で訪れることができる絶景スポットになっています。
戦時中の砲台跡・神秘的なモニュメント・瀬戸内海と宇和海を同時に望むパノラマなど、佐田岬観光で絶対に外せない場所です。
この記事では御籠島の見どころ・歴史・アクセス・所要時間まで分かりやすく解説します。
- 御籠島とはどんな場所?歴史と背景
- 洞窟式砲台跡の見どころ
- 四国最西端の絶景スポット紹介
- 所要時間とアクセス方法
- 佐田岬観光とセットで巡るモデルルート
御籠島とは?四国最西端のさらに先にある島
御籠島は、愛媛県佐田岬半島の先端に位置する小さな島です。
行政上は愛媛県伊方町に属し、四国の最西端に位置する特別な場所として知られています。
この島が有名な理由は大きく3つあります。
- 四国最西端の絶景を望める
- 戦時中の砲台跡が残る歴史スポット
- かつて立入禁止だった貴重な離島
現在は遊歩道が整備され、観光として安全に訪問できるようになりました。
御籠島 基本情報
場所:愛媛県西宇和郡伊方町沖
特徴:四国最西端の無人島
見る場所:佐田岬灯台周辺
上陸:不可(遠望のみ)
佐田岬観光のハイライトスポット【御籠島】
御籠島は、佐田岬灯台のすぐ先に位置しているため、多くの観光客が灯台とセットで訪れています。
灯台からさらに先へ歩くことで、「本当の四国最西端」に到達できる特別感が味わえます。
ここまで来る観光客は多くないため、静かな雰囲気の中で絶景を独り占めできるのも魅力です。

御籠島は佐田岬灯台周辺から見ることができます。
灯台付近の展望スペースから、西側の海に小さく見える島が御籠島です。
晴れた日は九州と一緒に見えることもあります。
四国最西端の島 御籠島へ行ってみましょう!
御籠島への行き方|徒歩で渡れる離島

行き方についてですが、「佐田岬灯台の下」に「簡易トイレ」があります、トイレの前を通り階段を下りると「御籠島」に行きます。
佐田岬灯台からは階段で降りて行く事になりますので、足元に気を付け人が来たら譲り合って行きましょう。

目の前には海が広がりロケーション最高です!
御籠島は橋や道路があるわけではなく、階段を下りて遊歩道を歩いて渡る島です。
徒歩ルート
佐田岬駐車場 → 灯台 → 階段・遊歩道 → 御籠島
■所要時間(片道)
・駐車場 → 灯台:約20〜30分
・灯台 → 御籠島:約5分
往復で約1時間〜1時間半ほど見ておくと安心です。
歩きやすい靴・飲み物を準備して訪れるのがおすすめです。
軽い登山の感覚で行くと良いでしょう。
御籠島の見どころ
独自の歴史と「御籠島」
灯台のすぐ近くには、かつて要塞として使われていた歴史が残っています。
- 洞窟式砲台跡: 第二次世界大戦中に造られた旧日本海軍の砲台跡が残っており、一部は見学が可能です。
- 御籠島(みかごじま): 灯台の目先にある小さな島で、現在は遊歩道で繋がっています。ここには「三崎権現」が祀られており、神秘的な雰囲気を感じられます。
御籠島 本来は完全な「離島」

本来は完全な「離島」で、かつての御籠島は、佐田岬の先端からわずかな距離(数十メートル)を隔てて海に浮かぶ完全な島でした。戦時中に砲台が作られた際も、物資の運搬などは非常に困難な場所だったと言われています。
2017年の整備で橋が完成し、長らく一般人の立ち入りが難しかったのですが、2017年(平成29年)に「佐田岬砲台跡」を観光資源として公開するために、岬の先端と御籠島を結ぶ「御籠島架橋(みかごじまかきょう)」という遊歩道が整備されました。
- 構造: 橋といっても、岩場の上にしっかりとしたコンクリートの道が作られているため、歩いている感覚としては「細い岬の道」をそのまま進んでいるような印象を受けます。
- 景観への配慮: 自然の景観を損なわないよう、周囲の岩肌に馴染むような設計がなされています。
なぜ橋を架けたのか?
最大の理由は、島内にある戦時遺構(洞窟式砲台跡)へ安全にアクセスできるようにするためです。
以前は岩場を伝ったり船を使ったりしなければ行けないような場所でしたが、この遊歩道ができたことで、観光客が徒歩で手軽に「四国最先端のさらに先」へ行けるようになりました。
現在は、佐田岬灯台のふもとからこの遊歩道を渡って、誰でも島に上陸し、砲台跡や展望台を巡ることができます。橋の上からは左右に「宇和海」と「瀬戸内海」の両方を間近に眺めることができ、非常にスリルと開放感のある散策ルートになっています。
畜養池跡

1967年3月、当時の三崎漁協が、出荷管理のために佐田岬と御籠島の間の狭い海峡に畜養池を作ったため、佐田岬と陸続きとなったが、漁協所有施設のために一般人の立ち入りは禁止された。2010年に蓄養池は使用されなくなったが、畜養池は海と繋がっているので、現在でも畜養池の中に魚の群れを見ることができます。

この施設が佐田岬と御籠島を繋ぐような形になっています。
物凄い頑丈に作られている事がわかりますが、事前もしっかり残しながら作られています。
山肌の岩などはそのままに、自然を残しながらの整備されています。
洞窟式砲台跡|戦時中の要塞が残る歴史スポット
御籠島最大の見どころが洞窟式砲台跡です。
ここは戦時中、豊予海峡を守る要塞として建設され敵艦の侵入を監視・防衛するための重要な拠点だったのです。現在も当時の構造が残っており歴史を感じられる貴重なスポットになっています。

御籠島へと渡りると綺麗に整備された遊歩道があります。
先には展望台がありますがその前に「洞窟式砲台跡」に行ってみましょう。

ひときわ綺麗にされている入り口。
佐田岬第四砲台と言われ、断崖絶壁に開けた二基の砲口がありますすが、戦後四国に駐留した英国軍によって爆破処理が行われたそうです。
現在は写真のように安全に入る事ができるように整備されています。
佐田岬砲台と豊予要塞の役割

洞窟の中は現在、コンクリートと鉄骨で補強がなされ安全に中を見る事ができます。
中に入ると二手の道があり「砲台」と「展望所」になっています。
この砲台の最大の特徴は、岩盤をくり抜いて作られたと言う所です。

三八式十二糎榴弾砲(レプリカ)

三八式十二糎榴弾砲“さんはちしきじゅうにせんちりゅうだんほう” と読むそうです。
砲撃の衝撃で洞窟が崩れないようにする為に砲台周辺の壁がコンクリートで固めていますが中に見えるのは木の柱で、なぜかと言うとこの砲台が完成したのは終戦間際と言う事で、その時にはもう材料不足に陥っていたと言われています。

設置された砲台は 砲身が1.44mしかなく、射程距離は5.68kmで豊予海峡の最も狭いところがだいたい約16kmなので射程距離を考えるとあまり威力はなさそうですよね。撃った所で当たんなそう。
逆に撃った事で場所がバレて攻撃されそうですね。
洞窟内部の見学ポイント
歴史的な背景
御籠島の最大の特徴は、戦時中に建設された「佐田岬砲台跡」があることです。
- 豊予要塞(ほうよようさい): 豊後水道(愛媛県と大分県の間)を通過する敵艦を阻止するため、旧日本陸軍によって築かれました。
- 洞窟式砲台: 島の岩盤をくり抜いて作られた洞窟の中に、巨大な大砲(三八式十二糎加農砲など)が設置されていました。
- 現在の姿: 2017年に整備され、当時の砲座跡や洞窟が見学できるようになっています。実物大のレプリカ砲も設置されており、当時の緊迫した空気感と、平和な現在の景色の対比が印象的です。
展望所は

コチラも以前は「砲台」場所だったようです。
現在は展望所となっておりますが、くっきり綺麗に九州が見え、ココを敵船が通ると狙いやすく見渡せるのでいい場所だとは感じますね。
今となっては絶景スポットになってよかったですね。
佐田岬第三砲台と第四砲台
御籠島展望台から今回見る事ができた「第四砲台」を外から見てみるとこんな感じ!

手前の穴に「砲台(レプリカ)」があり、奥が展望所になってた所です。
で反対側の「佐田岬灯台」側を向いてみると、実は「佐田岬灯台下にも第三砲台」があり2個の穴がを見る事ができます!

御籠島展望所とモニュメント「永遠の灯」

砲台跡から戻り次は「御籠島展望所」へ行ってみましょう。
コチラが佐田岬周辺で歩いて行ける最終地点「四国最西島の展望所」になります。

モニュメント【永遠の灯】

100年以上の歴史を刻む「佐田岬灯台・御籠島」の歴史などをすべてを見て来たこの灯台を優しく包み込むようなモニュメントは良かったですよ。
佐田岬の新しいシンボルになりそうなモニュメントでした!
モニュメントの意味と作者
永き時代、人々の行く先を明るく照らし 導いてきた佐田岬灯台。
二つの柱が寄り添い形づくるのは これから先も変わることのない景色です。
大切な人を想い、祈りを込めれば灯台の灯りがこれからの私たちを明るく照らし導いてくれる事でしょう。
このモニュメントには、大きく分けて3つの意味が込められています。
- 灯台の「レンズ」がモチーフ: すぐ隣にある佐田岬灯台で使用されている「第一等フレネルレンズ」(国内最大級のレンズ)をイメージした形状をしています。灯台が100年以上、海の安全を見守り続けてきた歴史を象徴しています。
- 光の架け橋(接続): 四国と九州(大分)を隔てる豊予海峡を望む場所にあり、「四国と九州を繋ぐ光」「過去・現在・未来を繋ぐ光」を表現しています。
- 平和の願い: かつての戦時遺構(砲台跡)があるこの島に、争いのない平和な未来を照らす「永遠の光」を灯す、という祈りが込められています。
【作者について】
この作品を手がけたのは、愛媛県松山市在住の彫刻家・アーティストである柳 潔(やなぎ きよし)氏です。
- 柳 潔 氏の作風: 石、ステンレス、ガラスなどの異素材を組み合わせ、その場所の風景や歴史に調和するパブリックアートを多く手がけています。
- 素材のこだわり: 「永遠の灯」では、透明度の高い強化ガラスとステンレスが使用されており、太陽の角度や海の青さに応じて、表情が刻一刻と変化するように計算されています。
九州まで見える絶景パノラマ

佐田岬灯台、向こうには九州が見えるまさしく絶景スポットです!
御籠島の魅力まとめ
御籠島は、小さな島ではありますが自然・歴史・絶景が揃った特別な場所で行ってみてよかったま所でした。
訪れる価値が高い理由:
・四国最西端の到達感
・洞窟式砲台跡という歴史的価値
・観光客が少なく静かな環境
・灯台観光とセットで楽しめる
「砲台」から見る景色と展望所から見る景色はまた違いますので佐田岬灯台まで行ったら是非立ち寄ってもらいたい場所ですね!
佐田岬観光とセットで巡るべき理由
御籠島は、四国最西端に位置する知る人ぞ知る絶景スポットです。
灯台観光の延長として訪れるだけで、旅の満足度が大きく変わります。
自然・歴史・冒険感を一度に味わえる場所で、佐田岬を訪れる際は、ぜひ御籠島まで歩いてみてください。
きっと忘れられない景色に出会えます。
御籠島に訪れる際のおすすめ時間
おすすめは
・午前〜昼
・夕方
天気が良い日は海の青さが際立ちます。
こんな人におすすめ
・絶景スポットが好き
・四国の絶景を巡りたい人
・歴史や戦争遺跡に興味がある
・人が少ない観光地を探している
・佐田岬観光を隅々まで満喫したい
モデルコース(約2時間)主要施設と見どころ
- 佐田岬駐車場到着
- 御籠島へ散策
- 佐田岬灯台へ
- 展望スポット巡り
このルートで四国最西端を満喫できます。
佐田岬灯台 周辺情報 トイレ・駐車所
| 項目 | 内容 |
| 施設名 | 佐田岬灯台(さだみさきとうだい) |
| 所在地 | 愛媛県西宇和郡伊方町正野 (Googleマップ) |
| 入館・見学料 | 敷地内立ち入り自由(灯台内部の一般公開は特定日のみ) |
| 駐車場 | あり(無料・約40台) |
| 散策時間 | 駐車場より片道 約20分〜25分 |
| お手洗い | ・駐車場にあり ・灯台付近にもあり ※ポケットティッシュを持参する事をおススメします。 |
| 公式サイト | 佐田岬ナビ 一般社団法人佐田岬観光公社【公式】 |
アクセス
【車でのアクセス】
- 松山市内から: 国道197号線(佐田岬メロディーライン)経由で約2時間15分。
- 八幡浜市内から: 約1時間。
【公共交通機関でのアクセス】
- JR八幡浜駅から伊予鉄南予バス「三崎」行きで約1時間。終点「三崎」からタクシーで約20分。
- 注意:灯台の近くまで行くバスはないため、車(レンタカー)での訪問を強く推奨します。
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