先日、ラクティス用に購入したホイールを取り付けします。
まずは、いつもお世話になってるタイヤ屋さんにタイヤホイールを持って行き「ホイールバランス」を見てもらいました。
4本ともばっちりバランスを取り空気圧も点検、タイヤの減り方もチェックして前後に取り付けです。
スバルトレジアのホイールをラクティスに装着
実は、今回購入したホイールはスバルのトレジアと言う車種の純正ホイールになります。
トレジアはグリルが違うだけで中身形はトヨタのラクティスと同じです。
なので、ホイールサイズ、オフセットサイズ共に共通なんです。
私の乗るラクティスのホイールはピッチ100の5穴と言うあまり聞かないサイズなので色々流用は困ります。
今回は、ラクティスの純正サイズとまるっきり同じサイズなので何の心配もなく取り付けできます。
以前、スバルのBRZの純正ホイールを取り付けしたらブレーキキャリパーに当たって入らなかったんですよね。
無理やりスペーサー入れて取り付けしましたがフェンダーからはみ出ました!
その時の記事がコチラ
↓↓↓
トヨタ純正ホイール装着時のナットに注意
そうそう、ここで注意が一つあるのですが、以前まで鉄チンホイールだったのでホイールナットは純正貫通ナットでした。
ナットがテーパーになってるタイプですね。
社外品のアルミホイールつける時にも使う先がテーパーになったナット。
そのタイプでは、今回の純正ホイールには使えませんのでお間違え無いように!!
このラクティスやトヨタ車の純正ホイールの取り付けナットはストレートタイプと言ってこのようなナットになります。
必ず、取り付けるホイールに合ったナットを使ってください。
ホイールナットを間違えて装着し走行するとナットが外れそうになる!とかもありますが、間違えて取り付けしてると車両側のボルトが折れて走ってるとホイールが外れたり、なのでホイールや車両にあったナットを装着するように!
ホイールナットの種類は絶対に間違えないように。
知識のない方は専門店に作業してもらいましょう。
ラクティスのホイールナットの締め付けトルク
タイヤ交換で肝心な工具のひとつが「トルクレンチ」です。
様々なトルクレンチの中でも、ホイールナットの締め付けトルクとトルクレンチについてです。
今回自分でタイヤ交換などの作業は行ってますが、その時のホイールナットの締め付けはちゃんと決まった締め付けトルクがあるんです。
私の愛車のラクティスの締め付けトルクの規定は「103N·m(10.5kgf·m)」です。
締め付けトルクの確認方法締め付けトルクはを調べるにはお車の説明書に記載されていますのでご確認ください。
自身で作業される方なら知ってると思いますが、実はこのホイールナットの締め付けトルクを知らない方もおられるようで。
先日、とある動画を観た時に「手で締めた後、足でおもって締め付けます。」みたいな動画が出ててびっくりしました。
昔は、自分も無知で手の感覚でキュッ!と締め付けたらOK~なんて事してましたね。
今考えると怖い。。。
更に便利なコードレスインパクトレンチを手にした頃には、インパクトレンチでバリバリッと締め付けしてハイ終了!なんて事してましたね。。。
実はこれの方が一番怖いんですよね。
トルク管理しなかった時のトラブル(実例)
私は大きなトラブルを起こした事があります。
車両は、私のサーキット専用の車両での話です。
もう何年も前になりますが、遊びに行ったサーキット走行でホイールナットの締め付けトルクの管理を怠ってハブボルトが折れた事があるんです。
走ってる時にホイールが止まってるハブボルトが折れると、ホイールごと車から外れ下手すりゃ重大事故になりかねない事案でした。
私がサーキット走行を楽しんでる時に車の挙動が突然乱れ何かと思えばリアのホイールを取り付けているハブボルトが折れホイールごと車両から外れた事があります。
幸い、周りに車両もおらずそれほど車速も出てなかったのと観客なども居ない日だったので外れたホイールとタイヤはサーキットコース横のタイヤバリアで止まりました。
この時に原因を色々調べた結果、まずはサーキット走行で再々タイヤ交換するのでボルト自体が痛んでくる事、その次に締め付けトルクの管理でした。
私の場合、毎回トルクオーバーのすなわち締めすぎでした。
ホイールナットの締めすぎを何回も繰り返してボルト自体も負荷がかかりさらにサーキット走行でホイールは高速回転するので更にボルトに負荷がかかり、ボルトが折れてそしてホイールが振動し他のボルトも折れて車両から外れたと言う原因でした。
それまでは若気の至りで勢いだけでサーキット走行などを楽しんでましたがこの事例で高速道路や一般道でホイールが外れたりすると・・・
いくらサーキット走行だからと言ってもサーキット場ではチューニングしたパワーある車で全開走行をしているので、そんなアクセル全開の時にホイールが外れたりすると、周りの車両やお客さんにもご迷惑お掛けするし、私の事例後に実際そのような事故も起きていました。
色々考えるとゾッとしました。
この事例の時に、車に対しての整備やメンテナンスの意識が変わりましたね。
自分で作業する事は良いとしても、しっかり管理しないと他人に迷惑をかける事になるので気を付けましょう。
トルクレンチ
今回の作業でもしっかりとトルク管理をしています。
愛車ラクティスでの使用頻度は少ないですが、私の場合はサーキット走行時でもよくトルクレンチを使うので必需品です。
そして、先日作業してる時に「なんかトルクレンチがおかしい。カチッとプリセットする時としない時が・・・」さすがにコレは怖いです。と言う事で今回ホイールナット用のトルクレンチも新調しました。趣味のサーキット走行でも使用するので。
それと、ラクティスちゃんのタイヤ交換や作業などホイールは取り外すので「トルクレンチ」は必須工具!今回購入した「トルクレンチ」はコチラ!
もし、自身でタイヤ交換などをする際はほんとホイールナットのトルクはしっかり管理してくださいね。
車の事わかんない!って方はタイヤ屋さんやカーディーラーなどで作業してもらってください!
私が乗ってるラクティスのホイール締め付けトルクは103N·m(10.5kgf·m)です。
新しいトルクレンチなのでプリセットの感覚がしっかりしてて気持ちいい
カチッとしっかりトルク管理してくれます。
このホイール締め付けトルク、実は作業してみると「え?これくらいしか締めなくていいの??」ってくらいのトルクなんです。
一応、作業後はしばらく走行してナットの緩みが無いか確認してくださいね。
これを不安だからって力任せに閉めたりインパクトレンチで締めたりすると締めすぎて、ボルトが伸びたりナットが痛んだり、最悪ボルトが折れたりしますので締めすぎには注意しましょう。
さすがに、ボルトが目に見えて伸びる訳ではないですが、イメージ的にって感じです。
これを繰り返すとボルトが折れます。
後、トルクが足りてない時も非常に危険です。
トルク不足の場合はホイルがしっかり止まってない状態になるので走行してるとホイールが振れてナットやボルトを痛めてコチラも最悪、ボルトが折れたりする場合があるので、簡単そうに見えるタイヤ交換でも危険が伴いますので自分で作業する時はくれぐれもお気を付けください。
今の時代、高速走行が増えましたので、ほんと適当な作業してると危険なのでホイールトルク管理はしっかりやりましょう!
今回購入したトルクレンチは指定のトルク迄くるとカチッと音とハンドルが動いて指定トルクで止まってくれます。
これで、今回の鉄チンホイールからアルミホイールへの交換作業は終わりになります。
鉄チンホイールとアルミホイールの見た目の違い
ラクティスちゃん、ついに鉄チンホイールから純正アルミホイールに出世しました。
まずは鉄チンホイールの時のラクティスちゃん!
下が、純正アルミホイールに出世したラクティスちゃん
なんか、下の写真の「純正アルミホイール」を取り付けた方が鉄チンホイールに比べて大きく見えません?同じサイズなのにね~
足元が大きく見えるようになるとちょっと車高下げたいですが。。。
ま、それは良いとして試運転もして全体的なブレや違和感もないのでこれにて完成です。
中古品なので取り付ける前から色々確認して最後は実走するのは大切ですよ。
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アルミホイールに替えてからの感想
乗った感想は~以前のタイヤがかなり減ってたので差は大きいですね。
まずはタイヤの転がりは良くなりましたね。
これはタイヤの影響が大きいと思いますが、足下が若干軽くなった事も影響あるのかも?
それと、ハンドリングが軽くなりましたね。
統一サイズのホイール、タイヤなので変化は非常にわかりやすいですね。
けど、乗りづらいやら違和感は全くありませんね、そりゃそうですよね、純正アルミホイールつけただけなので!
ま、ちょっとですがラクティスちゃんの見た目に変化が出来たのでうれしいな~
車は純正に近く乗る方が快適で一番いいですね。
特に足回りは下手にいじらない方がいいです!
遊び車は引くくらいイジッて遊びまくってるので切実に思います。
ノーマルの車って・・・すごくいい!